61歳でブレイク!『エミリー、パリへ行く』出演中のフランス人俳優、その「知的な色香」に憧れる!_img0
写真:REX/アフロ

以前もご紹介した、フランスの俳優フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー。Netflixのドラマシリーズ『エミリー、パリへ行く』の仕事ができる意地悪上司、シルヴィー役で人気を博している彼女は、現在61歳。パート1が8月15日に、パート2が9月12日に配信スタートしたばかりの『エミリー、パリに行く』シーズン4のプレミアに連日や雑誌のカバーも飾っているのですが、その姿が美しくてセクシーで。どうしたらこんな60代になれるの〜!? と憧れてしまいます。


シワやほうれい線はあっても、それが年齢相応の色気となっていて、だけどキラキラ輝く瞳は少女のように可愛らしくて……。そしてボディはハリがあって、劇中で魅せていた、ビキニ姿もスムーズ。こんなウエストを維持するには、ものすごい節制が必要なはず! シーズン2では、うんと年下で元モデルのカメラマンと恋人の設定でしたが、それも全然違和感なかったのがすごい。
 

 


フィリピーヌはエイジングについて、こんなアドバイスをしています。

「顔をいじりすぎないこと。ただすごく優しく扱って、加齢も受け入れること。(美容整形は)少しならOK。だけどやりすぎるようになって加齢を受け入れないようになると、すぐにおかしなことになる」

アンチエイジングに躍起になりすぎると、どんどん不自然な顔になっていく。シワや弛みのない顔は、美しいとは別のベクトルのもの。それをわかっているから、素敵に歳を重ねているフィリピーヌやシャルロット・ゲンズブールのようなパリジェンヌたちは、ハリウッドスターのようにフィラーを入れすぎたりはしないでエイジングサインを受け入れているのでしょうね。パリジェンヌのモテの極意って、「手をかけ計算し尽くしたスタイルを、いかに自然に見せるか」、ですもんね。

「(歳を重ねて)賢くなることについてハッピーだと感じること。以前には持っていなかったものを手にすることは、私に平和を与えてくれます。20年前や30年前に戻ろうとする代わりに、今を楽しむこと。今手にしているものを楽しむのは素晴らしいことだし、私はどんどん良くなっているように感じています」

もうひとつ大事なアドバイス、それは「人々といい関係を築くこと」。フィリピーヌは、人々に対して恨みを持つことはやめ、「人々を許し、ただ前に進むようになりました。人生は貴重ですから」と言います。


「優雅に年をとるには、若い頃よりも親切な人になること。なぜなら、人生はあなたを磨くから。そして人々がどのように感じているか、人々が誰であるかをよりよく理解し、他のみんなとの競争を減らし、より多くの思いやりを持つこと」。

心に余裕を持つからこそ、そのゆとりが外見の輝きにも現れ、美しい表情を作り出すのでしょうか。俳優という職業柄、美容整形も何もやっていないわけではないであろうフィリピーヌ。でもその「やりすぎない」絶妙な匙加減とエイジングへの心がけ、見習って行きたい!
 

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