筋トレに励むマッチョな方々が飲むイメージのプロテインドリンクでしたが、コロナ以降、美容と健康に必須の「たんぱく質」を気軽に摂取できるとフォーカスされています。人気のためか商品が多すぎて、何を選べば良いのかわからない、どう飲めばいいのかわからないと感じる方も多いようです。そこで、飲んだプロテインは600種類以上、TV番組「マツコの知らない世界」にも出演した運動しないプロテイン愛好家「プロテインひろこ」さんに、その基礎知識を教えていただきました。
教えてくれるのは……
プロテインひろこさん
今まで600種類以上ものプロテインを試してきた、運動しないプロテイン愛好家。「マツコの知らない世界」や「林先生の初耳学」などメディアや雑誌で注目を浴びる。今まで筋肉をつけるために飲むイメージの強かったプロテインを、きれいになる方法の一つとして提案しているInstagramは多くの女性の支持を集めている。女性向け美容プロテイン「タンパクオトメ」「ジモテイン」など、商品のプロデュースも。昨年出産し、現在絶賛育児中の40歳。プロテインのおかげで産後の体力回復もスピーディと医師に驚かれたそう。
プロテインひろこさんがプロテインにはまったのはなぜ？
6年前までITベンチャーの営業マンとして多忙を極め、不規則な生活にコンビニ食、残業のあとは自宅でドカ食いの日々を送っていました。ダイエットのため入会したジムで、運動後に出るプロテインドリンクの意外な美味しさに驚いたのが最初の出会い。その後、ジムは運動が苦しいだけで痩せないまま退会し、その後、プロによる食指導を受けるようになります。
食指導では「たんぱく質が足りないと代謝も落ちて痩せづらい上、肌も髪もカサカサになりますよ」とのアドバイスを受けます。体重はしっかりあっても、私の普段の食事には圧倒的にたんぱく質が足りていなかったのです。そこで、なるべく食事でたんぱく質をとろうと、コンビニのサバ缶やサラダチキンを食べ始めたものの、飽きがきて、またいつもの食事に逆戻り……。
そんなとき、ジムで飲んだプロテインドリンクを思い出し、間食・おやつ・残業のタイミングで飲み始めます。すると自然と間食、おやつを欲さなくなり、夕食ドカ食いもストップ。最初の１ヵ月で肌荒れが落ち着き、髪のツヤやボリュームアップを感じ、３ヵ月後には運動なしで、なんと体重が４キロ減っていました。アラフォーの場合、無理なダイエットすると顔がこけたり、貧弱な印象になりがちですが、健康的に痩せられたのはプロテインのおかげなんです。
この魅力を広めたいとプロテインについてInstagramにポストし始めたところ、様々なメディアからオファーが舞い込みはじめ、「マツコの知らない世界」の「プロテインフードの世界」への出演をすることになったんです。コロナ明けで世の中が自宅で手軽に健康になれるものを求めていた時期と重なり、かなりの反響がありました。
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