量が多くくせっ毛で広がりやすい私の髪。
おまけに、ドライヤーでなかなか乾かず、普通の方よりもかなり乾かすのに時間がかかります(長年お世話になっている美容師さんにも言われていますし、ドライヤーのお試し会などで言われたことも複数回)。
乾きにくい=水分が多い髪なのかと思いきや、どちらかというと髪質はドライ。そして湿気の多い日や雨の日などは、朝アイロンを使ってキレイにセットしても、あっという間にうねってクセが出てきます。
どうしてなんだろう? 長年謎だったのですが、どうやら髪の水分量が問題らしく……。
どうやら、髪が最も美しい状態と考えられる理想の髪の水分量というものがあるそうです。
それが、14%の「絶対水分バランス」。
14%という理想の水分バランスをキープできていると、髪表面のキューティクルが閉じてまとまり感、指通り、ツヤが良くなり、静電気も軽減されます。
一方で、水分が少ない状態(14%未満)だとパサつきや切れ毛になりやすく、水分量が多すぎる状態(14%以上)だと、うねりや広がりがでやすくなってしまうのだとか。
キューティクルが開いているとはすなわち、髪の表面に水分が行き来できる通り道がいくつもあるようなもの。ドライヤーを使えば、内側の水分も出て行きやすいでしょうし、外気に湿度が多ければ、中に水分が余計に入り込んでしまうのだろうなぁ、と妙に納得した私。
この14%という数値は、神戸大学科学技術イノベーション研究科と、Hair Theory Labの共同研究によって定義されました。そしてヘアセオリーラボがこの9月に発売したのがこちら。
「ヘアセオリーラボ ヘアミルクセラム」、理想の髪の水分量である14%に近づけるヘアミルクです。水分と油分からなるミルクは髪の内部にまで浸透しやすく、内側からみずみずしくうるおってベタつかず軽やかな仕上がり感。
使い方は、洗髪後の髪を軽くタオルドライしたあと、髪になじませてドライヤーで乾かすだけ。量の目安はショートで1〜2プッシュ、ミディアムで2〜3プッシュ、ロングで3〜4プッシュ。
シャンプー後、髪に何もつけずにブラッシングしながら髪を乾かすと、1時間ほどでパサつき、うねり、クセがでて、表面の髪もフワフワ浮いてきます。そのため外出時にはヘアオイルやグリースなどのスタイリング剤を使用し、ボリュームを抑えるようにしています。
一方、濡れた髪にヘアセオリーラボのヘアミルク セラムをつけ、ブラッシングしながらドライヤーで乾かすと、2時間ほど経過してもあまりクセが出ず、全体にまとまってツヤがある状態をキープ。浮き毛もそこまで目立ちません。
美髪はまだまだ遠く、若干クセが出て浮いている部分もありますが、個人的にはこのまとまり感、かなり嬉しい……! ふと髪を触ったときに、するんと手が滑る感覚、クセになりそう。
髪の水分量が理想の「14%」に近づき、見た目にももっと美しく、ハリのある髪になれることを願って、しばらく使い続けていくつもりです。
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