(5)ワークライフファシリテーターにキャリア以外もまるっと相談


個人でキャリアコンサルタントを探したり、公的サービスを頼ったりするだけではなく、民間企業を活用する手もあります。

パソナリカレントは、人生100年時代にずっと学び続けるべく、オンラインや対面型の講座を提供していますが、その一環として、受講者は「ワークライフファシリテーター」のカウンセリングを無料で受けることができます。

ワークライフファシリテーターとは、キャリアコンサルタントの有資格者で、かつ、キャリアに加えマネープランや介護問題、その他人生に関わる相談を受けアドバイスをしてくれる専門家のこと。

「この先のお金が不安だとか、自分の体調的にいつまで働き続けられるんだろうかなどのご相談も多く、キャリア以外の部分が今後に大きく関わってくることが少なくありません。何がベストかというのは、その方の中にあるので、お話をしながら一緒に引き出して考えていきます」と、パソナリカレントの清水知恵子さん。

まさに、ミドル世代はキャリア以外の部分の相談もひっくるめて、これからを考えたいですよね。

ちなみに、今回の記事は「相談したいときの味方」を紹介するものなので、ライフワークファシリテーターをピックアップしましたが、むしろサービスとしては講座がメイン。

月額1600円でe-ラーニング約1000講座などが学び放題(入会金、一部有料講座あり)なので、習いごとや学び直しで自分のやりたいことを模索しつつ、これからのライフプランを相談できるというのがサービスの全体像です。

講座内容も、「ミドル・シニア向けキャリア探求講座」や「セルフブランディングプログラム」、「更年期を迎えた女性のキャリア形成支援」なんていうのもあるので、「稼げる自分探し」にも活きてくるかも。

カウンセリングは年2回。それで足りない場合は、有料で対応も可能です。

ただ、「ずっと伴走するというより、人生100年時代の今、ご自身で考えて動けるようになるためにワークライフファシリテーターを活用してほしい」(清水さん)というように、あくまでも自分の人生を決めるのは自分。

人には言えないことを専門家に相談して、背中を押してもらった後は、またあなただけの「稼げる自分探し」を始めてみてください!

 

構成/佐野倫子
イラスト/Semo
 

「今から働く…誰かに相談したい、でも」40・50代の女性が自分らしく働くために…キャリアコンサルタントって何が相談できるの?_img0
 

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