その塗り方、厚塗りになってない?パウダリーファンデーションは、外から!中央が薄いほうが自然で上品なツヤ肌に【長井かおりの40代・50代ベースメイク】_img0
 

いよいよファンデーション編に突入! 手軽さとカバー力で、根強いファンが多いパウダリーファンデーションの塗り方をご紹介します。さあ、いつものご自身の塗り方を確認しながらご覧ください。

左写真は、パフをしっかり握り、パウダリーファンデーションを顔の中心から塗り広げるところ。右写真は、パフを軽く持ち、顔の外側から塗り広げるところ。「ファンデーションは顔の中央から塗る」というのがセオリーのようで、実は、外側からサラッと塗る方が厚塗り感のない仕上がりがかなうんです。

 


パウダリーファンデーションは年々進化!
だからこそ塗り方の見直しも


ハイカバーながら厚ぼったくなる……というのがパウダリーファンデーションのイメージ。ですが、今は薄づきながら、なめらかな質感でカバー力があり、ぴたっとフィットしつつ、フォギーな質感も活かせるというのが進化系パウダリーファンデーションの持ち味に。
だからこそ、顔の中央にしっかり塗ると完璧肌になりすぎるかも。特に大人の肌は少し抜け感があるくらいのほうが、厚塗り感が出ないのでちょうどいいんです。

そこでおすすめしたいのが、顔の外側からのジグザグ磨き塗り。パフを指先で軽く持って、圧をかけずにすーっとさすりながらのせていくことで、中央は薄く、しかも磨き上げたような上品なツヤのある肌に仕上がります。

その塗り方、厚塗りになってない?パウダリーファンデーションは、外から!中央が薄いほうが自然で上品なツヤ肌に【長井かおりの40代・50代ベースメイク】_img1
こちらは通常のパウダリーファンデーションの塗り方。パフをしっかり押し上げて、まずは頰の中央に置き、顔の外側に向かってのばすという方が大多数かと思います。今のパウダリーファンデーションはとても進化しているので、最初に塗った位置がばっちりカバーされすぎるおそれも。薄づきになったとはいえ、最初に塗る場所は一番厚くつきます。顔の中央にしっかり塗られると、全体の印象まで厚塗り風に見えてしまう場合も。
その塗り方、厚塗りになってない?パウダリーファンデーションは、外から!中央が薄いほうが自然で上品なツヤ肌に【長井かおりの40代・50代ベースメイク】_img2
おすすめはこちら。パフの端っこを指先でつまむような軽いタッチで持って、まずはこめかみに。べたっと押し付けずにす〜となぞるくらいでOK。そうすることで、いい意味でファンデーションを動かしやすい状態に。どこか一部分だけが厚ぼったくならず、均一に薄いヴェールをまとったように塗ることができるんです。
 
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