ミモレでもおなじみのスタイリスト・望月律子さんが主宰するレンタルサロン「Allons-y(アロンズィ)」にて、秋ファッションに悩むミモレ読者がコーディネートアドバイスを体験! 3回目は、ミモレ編集室メンバー・山本香織さんのお悩みをうかがいながら、望月さん提案のコーディネートに挑戦していただきました。
Q:昔からラブリーな服が大好きなのですが、50代に入り、可愛い服ばかり着ていると痛く見えるのではと心配に……ジャケットやパンツも買っていますが、いざという時に着たいものがありません。フェミニンになりすぎないよう、上質な大人スタイルを目指したいです。
9歳になるお子さんと子育て中心の生活を送りながら、着物の着付け講師もされているという山本さん。「フリルやチュチュなど、年齢のわりにガーリーなものが好きで、ついつい買い集めてしまいます。50歳になり体型も少しずつ変わってきて、顔と服が合っていない気がしています。甘い雰囲気も好きだけど、キリっと締めたくて、ジャケットやパンツも買いました。なるべくラブリーになりすぎないように意識していますが、コーディネートが難しいです」と山本さん。
「華やかではつらつとした雰囲気が素敵な山本さん。ラブリーなものだけでなく、ジャケットやパンツなど、色々なアイテムをお持ちですし、もっとファッションを楽しみたいという気持ちも感じました。もともとお好きなフェミニンな雰囲気(山本さんのマイベーシック)は大事にしつつ、大人のエレガントさに、甘さやカジュアル感をプラスしていくのが良いのではと思います。ガーリーになりすぎず、手持ちのアイテムをアレンジする方法を伝授していきますね」と望月さん。
まずは山本さんの定番アイテム、フェミニンな「パフスリーブブラウス」の着こなしアレンジを伝授してもらいました。
山本さんのいつもの着こなしは……
デザインが気に入って購入したというパフスリーブブラウス。「でも、ちょっと可愛すぎるかなと思ってあまり着ていません。いつもは白いスカートを合わせるのが好きですが、膨張して見えてしまうのも気になります」と山本さん。こちらも山本さんらしくて素敵ですが、望月さんの着こなしアレンジは?
A:シアータートルをインして、
ボトムはカーキのワイドパンツに
コーデのポイントは、
・シアータートルをイン&ボタンを開けて顔まわりをスッキリ
・スカート見えするパンツでフェミニンさを残した着こなしに
同じブラウスでも、よりシャープで今っぽさも加わったスタイリングで新鮮な着こなしに! 2コーデ目は、望月さん提案のマニッシュなジレを取り入れた着こなしに挑戦していただきました。
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RITSUKO'Sコメント
デザイン性の強いパフスリーブブラウスに、シアーなタートルネックを入れたレイヤードスタイルに。ボタンを開けて着ることで胸元と顔まわりをスッキリ見せる効果もあり、シャツも甘さを中和させる効果も生まれます。ボトムはフレアに広がるワイドパンツを合わせて、スカートの延長線上で穿けるデザインに。色はカーキにすることでぐっと引き締まった印象になります。