綺麗事は言わない


そして、なんといっても「No No Girls」のハイライトは、通過できなかった人たちを集めてちゃんみなが語ったメッセージ。

18回オーディションに落ち、数々の「No」を突きつけられてきたちゃんみなだからこそ、落ちた人の気持ちを誰よりも理解しているのだと思います。だからこそ、これであなた自身が否定されたわけではない、というメッセージを繰り返し伝えていたように思います。

「私、本当に綺麗事が大っきらいだから綺麗事抜きにして言うと、ある意味YESなんですよここって」と切り出したちゃんみな。
 


今回実力で評価されてると思うかもしれないけど、30人に選ばれてる時点でもう十分なんだよね正直。方向性の話であって、決してダメでしたっていう風に受け止めないでほしいなっていうのはあって。
 
 


過去に告げられたある言葉


そして、自身が過去に突きつけられた「No」について語り始めました。
 


あなたが端っこにいるだけで全員を悪くしちゃうと言われたことがあるのよ。あなた絶対真ん中にいなきゃいけない人だって。それができないんだったら、もう諦めなさいって言われたことがある。その先生にはもう辞めろって言われてた。みなちゃんは韓国語もしゃべれるし、英語もしゃべれるし、他のこといっぱいできるじゃん。だから今辞めて他の道に進んだ方が絶対利口だよ。頭いい判断だよそっちのほうがって言われたし、正直可愛くないから、もうちょっと表に立つとかじゃなくて裏の仕事とか考えてみたらとかも言われたの。
 
「どんな形でも絶対に咲くのよ、その花って」、18回オーディションに落ちたちゃんみなが不合格者に伝えた言葉とは【ノノガ】_img0
 

今のちゃんみなからしたら、考えられない経験ですよね。可愛くないから裏方を考えたほうがいいなんて、見る目がなさ過ぎだよって言いたくもなります。でも、ちゃんみなでさえ「No」って言われるんだから、どれだけ素材が良くても、才能があっても、その良さがわからない人からは評価されないってことなんですよね。だから、夢を追うなら自分の良さをわかってくれない人に否定されても潰れちゃダメなんだと思います。

端っこにいたらみんなを食っちゃうって、ある意味めちゃくちゃ才能じゃないですか。でも、それがグループだと良しとされないこともある。結果としてちゃんみなはソロで大成しているわけで、アイドルが合うとかバンドが合うとかシンガーソングライターが合うとか、それぞれがフィットする居場所がきっとあるんだと思います。