自分を苦しめてきた人たちへの“最高の復讐”
今では穏やかに暮らしているというアズミさんですが、親族たちのことを思うと復讐したくなるとのこと。これまで親族の人たちにされたことや、今も彼ら近くにいることを考えると怒りがフラッシュバックするのは分かる気がします。
そんなアズミさんに贈りたいのは、「優雅な生活が最高の復讐である」という言葉。
カルヴィン・トムキンズという人が書いた本（※）のタイトルですが、元はどこかのことわざだとも言われています。誰かにひどい目に遭わせられて復讐したいと思うなら、自分の生活に集中して優雅に暮らすことが一番の復讐になる、といった意味でしょうか。
※『優雅な生活が最高の復讐である』（カルヴィン・トムキンズ著、青山南訳／田畑書店）
本の内容は、著名な作家であるスコット・フィッツジェラルドが憧れたと言われるアメリカ人画家マーフィー夫妻の優雅な暮らしぶりを描いたもの。
本の中で、夫ジェラルドの「人生の様々な出来事を無視はしないが過大視したくない。大事なのは何をするかではなくて、何に心を傾けるかだと思っている」という言葉が紹介されています。
アズミさんがすでに実践されているように、大切にしたいもの・人に心を傾け、穏やかに等身大に暮らすことこそが「優雅な人生」だと思います。そんな優雅な暮らしそのものが、アズミさんの「最高の復讐」になる……と考えるのはどうでしょうか。
これからのアズミさん家族の暮らしが、ずっと優雅でおだやかなものでありますように。
【漫画で解説】「私たちを苦しめた親族を許せない…」復讐よりも有効な手段とは？
▼右にスワイプしてください▼
皆さんのモヤモヤ話を教えてください！
職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ？ と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。
〔ミモレ編集室〕は、ミモレのオフィシャルコミュニティです。「好きを伝え、つなぎ、つながる」をキャッチフレーズに、〔ミモレ編集室〕メンバーの一人一人がこれまでに培ってきた美意識や好きなこと、最近気になっていることなどを自由にシェアし、繋がる場です。
作画／Sumi
構成／山本理沙
前回記事「騒ぐ子ども・注意しないママたち…40歳独身女性の“憩いのカフェ”が崩壊！注意していい？去るべき？」はこちら＞＞
- 1
- 2
Comment