まずは「金沢21世紀美術館 プロジェクト工房」で行われている、発酵デザイナーの小倉ヒラク氏と発酵デパートメントによる「みえないものを感じる旅へ〜加賀・能登の発酵文化人類学」へ。醤油や味噌などの発酵食品の成り立ちや歴史的な背景などを、キャッチーな展示方法で楽しく学ぶことができます。
続いては野町ー弥生エリアへ。発酵食品であるかぶら寿司の代表的な蔵である「四十萬谷本舗(しじまやほんぽ)」では、匂いと記憶をテーマにした関口涼子さんの「発酵する言葉」というインスタレーションが行われていました。
DATA
発酵文化芸術祭 金沢 ―みえないものを感じる旅へ―会期:〜2024年12月8日(日)
会場: 金沢21世紀美術館 プロジェクト工房、金沢市内醸造蔵ほか
料金:一般¥2000 ほか
詳しくは公式サイト参照
移動にタクシーを手配していただいたのですが、やってきたのはなんと「金箔タクシー」!!! 金沢市の金箔メーカー「箔一」と冨士タクシーのコラボレーションで特別に制作されたもの。世界に1台だけで、しかもナンバーは「777」。幸運のタクシーと呼ばれているそうで、行く先々でも色々な方に声をかけられました。記念撮影を始める外国人の方も!
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「金箔タクシー」冨士タクシー 076-237-1021
続いては、「高木糀商店」へ。江戸時代から続く、金沢市内唯一の糀店です。
発酵についてさまざまな形で学んだ後は、ひがし茶屋街を散策しました。前日に歩いた長町武家屋敷跡もそうですが、本当になんと美しいのでしょう。この写真はちょうど人が少ない瞬間を狙いましたが、どこもかしこも外国人観光客がいっぱいでした。
いよいよ日が暮れ、新幹線の時間までもう少し! 金沢を惜しむように浅野川沿いの主計町(かずえまち)をお散歩しました。
あー、楽しかった1泊2日が終わってしまう〜〜。
今回の金沢は「大人の学び旅」ということで、ワークショップや食を通じて、本当に色々なことを知り、学ぶことができました。ただでさえ楽しい旅ですが、こうしてテーマを決めてみるとさらに充実するということを実感。
いくつになっても習い事の場では生徒になって新しいことに挑戦するのが楽しいですし、余計なことを何も考えずにそのことに集中する時間、というのもいいんですよねー。
それに加えて、美味しい! もてんこ盛りだった今回。なぜ今までこんな素敵なところに来なかったんだろう、と。今度は器もゆっくり見たいし、行ってみたいお店もまだまだいっぱい。近いうちにまた、しかももう1回と言わず何度も来る! そう心に誓いました。
次回は金沢1泊2日の旅コーデ&お土産にこれ買いました編です(やっとファッションコラムらしい内容に)!
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