発売1週間で大量重版が決定! 「前向きになる」「自分にワクワクできる」「これからの人生が楽しみになった」など、大きな反響を生んでいる占星術士のyujiさんの新刊『星読みで才能を見つける本 自分の知らない自分に出会える』(講談社刊)。今回は、yujiさん自身が星に示される才能に従って、自分の人生を大きくギアチェンジした話をお聞きしました。
yuji占星術士。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラー、星読み師としての宿命に抗えず拠点を東京に移し、占星術をメインとした活動をスタート。現在は著作の執筆、各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをYouTube、stand.fm他SNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』『風の時代の未来予測』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『運命を変える「石」の処方箋』(KADOKAWA)など。
第1回「11/20、冥王星が水瓶座に入り、風の時代の“本番”スタート!「自分の才能」をちゃんと知ろうとするだけで人生が変わる【占星術士yujiインタビュー】」>>
第2回「「自分なんて病」にかかってない?星読みで知った才能をちゃんと活かしてみたら「未経験から全国1位」になった元主婦の話【占星術士yujiインタビュー】」>>
自分の才能に抗っても、いずれ強制執行で方向転換される
――星読みで浮かびあがってきた才能が、全然興味がない、好きでもないジャンルだった、ってことはないんでしょうか。
ありますよ。というか、僕自身がそうでした(笑)。中学生くらいから、自分は目に見えない世界と親和性が高いんじゃないか、とうすうす察していましたけれど、あやしげな世界に足を踏み入れるのはいやだったし、なによりデザインの勉強をしたかったから、高校を卒業してすぐ、イタリアに行きました。でもけっきょく、本でも書きましたけど、強制執行されるようなかたちで、今の仕事に方向転換せざるをえなくなった。抗うことに限界がきてしまったんですよね。
――今は、占星術師というお仕事に、どのような気持ちで向き合っているんですか。
好きになりましたね、この仕事。前回も言いましたが、向いている仕事ってけっきょく、結果を出しやすいんですよ。関わった人たちからポジティブなフィードバックをもらえるから、経験を重ねれば重ねるほど自信に繋がっていく。感謝されて、求められるって、シンプルにものすごく嬉しいですし、やりがいにも繋がっていく。僕が与えるだけでなく、お客さまたちとの対話から得られるものもたくさんあるし、才能というのは他者に導かれて育っていくものなのだということも、身をもって実感しています。そんな好循環が発生する環境を、いやになるはずがないですよね(笑)。だから、自己肯定感が低いとか、誰にも認めてもらえないとか、コンプレックスを抱えている人ほど、騙されたと思って星読みに従ってみたほうがいいと僕は思う。抗っていても、いずれ僕のように強制執行される日が来ると思うから。
“才能”がそこにないから、バイトすら受からなかった
――ちなみに、占星術師という仕事が向いていた、というのはどういう星回りなんでしょう。
ホロスコープには12個のハウスと呼ばれる領域があります。そのなかで、いわゆるスピリチュアリティ……目には見えない世界や宇宙の叡智に繋がる「12ハウス」に、僕がもっている星は、木星(芸能界や霊能系など、一般とは異なるルールで構築される業界と縁がある)と土星(人々の魂や精神を癒し、人生をサポートする)、それから冥王星(求道者的な生き方をする)。どう見ても、その領域を活かして生きるしかないわけです。ふりかえってみれば、僕はカフェのバイトにすら受かったことがないんですよね。今の仕事以外は、何もできないんだなあと、受け止めています。
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