「こんなにあたたかいオーディションは初めて」「実力に殴られる」「ちゃんみなの言葉が刺さり過ぎる」と大きな話題を呼んでいるちゃんみな×BMSGのガールズオーディション番組「No No Girls(通称:ノノガ)」。身長・体重・年齢不問、歌声重視のこのオーディションには、超実力派が集結。7000人を超える応募から選ばれた30人でスタートし、3次審査を経て、21人が「クリエイティブ審査」に進みました。
生き様が歌に表れる
クリエイティブ審査では、候補者が自らメロディー・リリック・コレオを作るため、よりひとりひとりの人間性が露わに。自身も18回オーディションに落ち、見た目に対してなど様々なNoを突きつけられてきたちゃんみなの「いままで色んなNoって言われて来た人たちを救いたい」という呼びかけに集まった候補者というだけあって、夢を追う過程で様々なNoを体験し、傷つきながらももがいてきたということが、ひとりひとりのリリックからひしひしと伝わりました。ちゃんみなは声を重視する理由を、「人格だったり性格、どういうことを経験してきたかは表情とか声に出る」と語っていましたが、まさにその通り。その人の生き様や、今まで経験してきた感情の深さ、人生の厚みみたいなものがより鋭く伝わってきました。
かなりハイレベルなパフォーマンスはぜひYouTubeで!
そして、今回も次の審査に進むメンバーが発表されました。毎回結果発表ではちゃんみなからひとりひとりへのコメントが送られるのですが、ちゃんみなの人間を見る鋭く深い洞察力、特性や課題を見抜き的確に突きつける力、言語化能力、またひとりひとりの将来を思い寄り添う力に驚かされ、一流アーティストとして積み上げてきた人生観から語られる言葉の重さと深さにひれ伏してしまうシーンが本当に多いんです。
「私は、その人の人格やその人自体を否定するような言葉は絶対に言わない」(ELLE 私は人生を歌う。ちゃんみながマタニティライフを経て辿り着く、クリエイティブの新境地)と宣言しているだけあって、ちゃんみなは人格否定をするようなことは絶対に言いません。しかし、相手の今後を考えて、言うべきことは美辞麗句を並べずに思わずドキッとするほどかなりハッキリ伝える。その言葉に、観ている側の心も震えます。
ちゃんみなが目をかけた候補者
今回のクリエイティブ審査の結果発表の中で一つの大きなハイライトが候補者のひとり、ASHAへかけたちゃんみなの言葉だったように思います。
ASHAは低音ラップが得意で、かなり強めのスタイルと歌声でキャラ立ちしており、視聴者人気も高い候補者でした。
Comment