こんにちは、編集・川端です。大丸神戸店に続き、翌日9月18日は大丸心斎橋店にて、ゲストにビューティエディターの安倍佐和子さんをお迎えして、トークショーを行いました。2人のファッションとビューティのクロストークの模様をたっぷりお届けします。

大草編集長も“美肌の師”と仰ぐ安倍さんの最新情報やコスメ紹介に、心斎橋のお客様も編集長も興味津々!

まずはファッションとビューティのこの秋の注目カラーは?

大草編集長(以下、大草):今年ぜひ取り入れていただきたいのは「キャラメル色」、少し赤みのあるベージュです。黄味がかったキャメルではなくて、こっくりとしたキャラメルの色。甘さのあるキャラメル色は私のような日焼け肌でも、安倍さんのような白肌でも似合い、コーディネートに強さをプラスしてくれるんです。
安倍佐和子さん(以下、安倍):ビューティもまさに、赤みのある色がきていますね。赤みのあるブラウンやボルドーをメイクに取り入れるとぐっと今年っぽくなると思います。

安倍さんのボウタイブラウスは、ケイト・モスとエキプモンのコラボアイテム。ハート柄のドットが可愛い! 編集長の着用アイテムはこちらをご参照ください。

続いては、「最旬おしゃれを叶える秋の買い足しアイテム」に掲載中のルックについて大草編集長が解説。「バリエーションニット」「トレンドボトム」「進化系アウター」の買うべきポイントを詳しくご紹介しました。

 

続けて、安倍佐和子さんから今季のビューティトレンドについて解説。注目ポイントは3つ!「ヘルシーな艶肌」「ナチュラルな太眉」「進化したアイケア」です。

ヘルシーな艶肌を叶える今季オススメのアイテムとして紹介されたのは、SUQQUのエクストラリッチファンデーションとYSLのタンラディアントタッチエクラボビイブラウンのスキンモイスチャライジング グロウファンデーションの3品。興味津々すぎて身を乗り出す編集長(笑)

安倍:SUQQUのファンデーションは、香水の香りが変化するように、時間の経過とともに艶が3段階で変化して、大人にふさわしい艶肌を叶えてくれるんです!こちらはぜひ「W ファンデーションブラシ」とセットで使っていただきたい。ブラシの後ろにスポンジがついているユニークな形状で、ブラシでのばした後、スポンジ部分でスタンプを押すようになじませると誰でも自然な仕上がりに!

「ナチュラルは太眉」をつくるポイントは?

安倍:重要なのは“眉下”を描き足すことです。なぜなら、年齢とともに目は小さくなっていくんですね。最近の研究発表によると、20代後半から小さくなり始め、15年間で20%小さくなると言われているんです。
大草:えーー!そんなに!?

会場からは「目、なくなってまう……」というつぶやきも(笑)
 


安倍:目が小さく、そして下がっていく分、眉は下に足したほうがいい。
大草:なるほど、面白い。
安倍:スキンケアでも、今年はアイケアが豊作の年。目のまわりの皮膚は薄く、頻繁に動かす部分でもあるので特別なケアが必要と、昔から言われていました。最近はさらに、デジタル化のライフスタイルの影響で目のまわりの筋肉、いわゆる眼輪筋が鈍ってきているんです。
大草:私もミモレの仕事柄、1日中スマホを見てしまっています。
安倍:スマホをじーっと見ているときって目のまわりの筋肉をあまり使わず、コリ固まってしまっている状態になるんですね。目まわりの筋肉が衰えると、まぶたが下がってきたり、目の下がたるんだりする原因に。
大草:怖い……。みなさんにもミモレはたくさん見てほしいけれど(笑)、その分、アイケアはきちんとしないとですね。
安倍:目尻に刻まれていくドレープもね。ケアするとしないでは大違いです。
大草:ドレープ! 美しい言い方!(笑)

 

安倍さんから“怖くてタメになる話”をもっと聞いていたい雰囲気でしたが、続いては、大草編集長から「顔印象がかわるストール使い」を解説。

 

大草:メイクやスキンケアでお疲れ顔を解消する一方で、ストールでもパッと一瞬で顔まわりの印象を変えることができます。こちらは本当に美しいほうのドレープの作り方ですね(笑)。

ストールを使って実演。おしゃれにぐっとあか抜けてみえて、あたたかくほどけにくい、大草編集長直伝のストールの巻き方は、こちらの各記事から動画でご覧ください。(YouTubeの「ミモレチャンネル」でもチェックできます!)

ステージ前には、早い時間から最後までたくさんの方にお集まりいただきました。
 

最後に皆さんへメッセージを!

安倍:今日はいろいろ脅かすような話をしちゃいましたけれど(笑)、美容の目的を“年齢に抗うもの”ととらえず、新しいアイテムや色にトライするきっかけとしてポジティブにとらえてほしいと思うんです。
大草:本当にそうですね。私も今月お誕生日を迎えて、歳を重ねたわけですが、“歳をとる”んじゃなくて“歳をいただく”って考えるようになったんです。またひとつ歳をいただいてありがたいなあ~って。

 

大草:これはミモレオープン当初からのコンセプトなんですけど、誰かと比べて競争したり落ち込んだりしなくていい。隣の人はどんなバッグ持ってるの? 旦那さんはどんな人? とかね。ファッションだけでなく、安倍さんのお力などもお借りしながら、ビューティもライフスタイルもと幅広く、ミモレを読んで、気が楽になったり、ホッとしたり、そんな情報を発信し続けていきたいと思っています。スマホの見過ぎはよくないというお話もありましたけれど(笑)
安倍:ええ。アイケアはちゃんとしながら(笑)。アイケアアイテムも進化してますから。
大草:そうですね。アイケアも忘れずに、ミモレをこれかもよろしくお願いします!

二人の掛け合いに笑ったり、震えたり(!)、最初から最後まで熱気に包まれたトークショーとなりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
次回は、いよいよ最終日、松坂屋名古屋店でのアンミカさんと大草編集長とのトークショーの模様をお届けします!

撮影・文/川端里恵(編集部)