日本と欧米のキッチンを比べて気づいたのは、窓があるかどうかです。日本の場合は、アイランドキッチンでなければ、壁に向かって設置されることが多いのですが、欧米では窓に向かって作られていることが多いのです。窓があれば、開放感だけでなく、光も風も取り込めます。ベルギーで見たキッチンもそうでした。4階のペントハウスというロケーションを生かした窓からは、アントワープの景色が一望できます。シンクの上の窓辺には、少し窪んだスペースがあって、そこはハーブの鉢植えを置く場所でした。料理に使うバジルやローズマリーは、すぐそばにというわけです。窓があるからできる、小さな幸せ。日本のキッチンにも取り入れたいアイデアですね。
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