

白髪ケアを含め健康な黒髪をつくるには「オメガ3」「オメガ6」の良質なオイルを摂取することから始めましょう。
オメガ3は亜麻仁油、えごま油、魚油(青魚)、かぼちゃ種子など、オメガ6はごま油、イブニングプリムローズ、ルリジサ油などから摂取できます。良質なオイルは、私たちの細胞膜を構成する大事な役割。特に、ホルモンバランスの変化によって髪は変質しやすいので、良質なオイルでホルモンの調整を。夕方以降に摂取すると効果があるといわれているため、私は夕食時、オイルにバルサミコ酢を混ぜて、サラダにかけて食べています。
もうひとつは、国立パリ13大学で植物療法を学んだときから、髪によいとされる「スギナ」のサプリを飲んでいます。スギナとはトクサ科の植物で、ミネラル類、特にケイ素を最も多く含み、ドイツでは治療等にも使われています。もろい爪や育毛にも効果があるといわれているんですよ。
日本では、スギナのお茶が販売されているはず。1日1~2杯ほど飲むのがオススメです。50歳近くなった今でも白髪は年に数本あるかないか。スギナ、ミネラル、ビタミンをバランスよく摂取していくことが重要になります。
食以外でも、私たちのブランドで発売している「ルボア」の 「ラカンワ オンクチュウ フィト ボディファーミング クリーム」で頭皮をマッサージすることもオススメします。植物エキスが26種類、黄金比率で配合されていて、頭皮の血行がよくなり白髪予防に効果があるといわれています。余談ですが、主人も週に1度のお手入れを始めたら、白髪知らずになりました。

問い合わせ先/サンルイ・インターナッショナル tel. 0120-550-626
- 森田敦子さん/植物療法士大学卒業後、仕事に就くが体調を崩しその治療として植物療法に出会う。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、会社を設立。中目黒にAMPP認定・植物療法専門校「ルボア フィトテラピースクール」を主宰。

出かける直前に白髪に気づき「すぐに隠したい」という場合は、マスカラで塗ってしまいましょう。例えば「アンファー」の「スカルプD ヘアマスカラ」は自分の髪色に合わせて選べるのはうれしいところ。
しかも、塗布後約1分足らずで乾いてくれるので、慌ただしい朝にも活躍します。また、ひと塗りでサッと隠せるだけでなく、継続的に使用すると浸透型コラーゲンによって徐々に色が定着するというスグレモノです。
白髪ケアは毎日のお手入れで減らすことができますよ。販売累計250万本を突破したという「資生堂プロフェッショナル」の「アデノバイタル スカルプエッセンスV」がオススメです。こちらは、抜け毛や薄毛の方のための頭皮用美容液ですが、口コミで白髪に悩む人たちからの熱い支持も得ています。
ただ、使い方にポイントがあり、適量を使わなくては効果が期待できません。頭皮全体で約20プッシュが必要量。ケチらずにまんべんなく、頭皮に有効成分を行きわたらせることが大切!

さらに、日々のシャンプーも白髪対策用に切り替えてみて。「アマトラ」のクゥオシリーズのシャンプーとトリーメントには、話題の成分ヘマチンとフルボ酸が配合されています。ヘマチンとはヘモグロビンを精製したもので、髪のタンパク質と結合。メラニンを活性化して白髪の予防や、残留アルカリを除去してカラーの持ちもよくなるそう。
フルボ酸は1億年前の海洋深層土から抽出され、アミノ酸やビタミンミネラルを多く含んでいます。キレート効果があり、前出のヘマチンの効果をパワーアップさせます。髪と頭皮を健康に保つことができれば、白髪予防にも繋がるというわけです。

- 藤村岳さん/男性美容研究家美容サイト「DANBIKEN」を主宰。テレビや雑誌などメディア出演のほか、講演、商品開発、コンサルティングと幅広く活動する。
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