ホテル、ル・クロ・デ・ザベイユ(le clos des abeilles)の部屋の入り口。

フランスの大西洋岸の南端に近いビアリッツで過ごした後は、ボルドーから車で一時間くらい内陸に入った所にある、リュッシュという村に移動しました。ワインの産地であるこの地方はもちろん、そこらじゅうが、ぶどう畑!

部屋の外の景色。鶏小屋などもあり、その玉子も朝食に頂きました。

せっかくの長期滞在なので、パリへ戻る途中にフランスの「田舎」にも泊まってみたかったのです。ホテルは、高くないけれど、ちょっと素敵な所を探しました。オーナー夫妻は地元の方ではなく、パリから移住して、この宿(客室は3つほど)を今年開業したばかり。ちなみに、徒歩圏内にお店やレストランなどは一切ありません。たまには、それもまた良し!

部屋のドアの金具や、鍵についているタッセルも素敵。
キッチンは自炊用ではなく、お茶が入れられる程度のものですが、紅茶の茶葉や、ポットにもセンスが感じられます。
イエローがアクセントに。
屋根裏部屋には、写真の子ども用ベッドの他に、ベビーベッドもあります。

水回りは、シャワーがトイレと洗面台の間にあり、カーテンなどの仕切りが無かったりするので、使い勝手を重視する方にはおすすめできないのですが。私は例えばシャワーヘッドなどを見ても、日本でもこういう美しい実用品が普及したら良いのになあ、などと感じました。ホテルのインテリアは長年、私にとって旅の楽しみの一つです。

こちらの宿を起点に出かけた場所についても、また次回以降書きたいと思っています。