先日、43 年間の人生の中でいちばんの肌荒れを経験した私。というのも、お手伝いをさせていただいていたハワイブックの制作が佳境を迎え、編集部に2泊3日(それも2週続けて)するという異常事態。平均睡眠時間2〜3時間な日々が1ヶ月続いたところで、とうとうそれは起きました。
肌が極度に乾燥して皮がムケ、しかも硬くなって手触りもゴワゴワ。何を塗ってもしみるし、入っていかないし、ファンデものらないという前代未聞の肌荒れっぷり。これがまだ若ければ1日ゆっくり寝れば肌も体も回復するのでしょうが、悲しいかな、四十路の肌はちょっとやそっとじゃ回復してくれませんでした……(涙)。
今回はそんな肌ピンチを救ってくれた3つのアイテムを紹介したいと思います。
写真のいちばん右側にあるのが宮崎県は東臼杵郡の南郷温泉の成分で作られれた保湿ジェル「どんタロ」。とろみのあるテクスチャーはひりついて何も受け付けなくなった肌にもす〜っとなじみ、みずみずしい肌感触に。これはミネラル豊富な温泉水と植物性酵母が主成分で肌にのせると極薄い皮膜を形成し、肌を守ってくれるからだそう。とにかく刺激がないので、赤み&皮ムケがいちばんひどかったときには、日中もこれを持ち歩き、かさつく部分に頻繁に塗っていました。
写真左側にあるのが、昔から、アトピー性皮膚炎をはじめとした皮膚疾患に良いと言われている別府の明礬温泉の湯の花(医薬部外品)を配合して作られた「極み石鹸&極クリーム」。知人が「アトピーが治った!」と驚いていたので、早速お手入れに投入してみました。“効きそう”な香りのするクリームは、シルキーなテクスチャーが特徴。少量でもするするとなめらかにのび広がり、肌にピタッと留まってくれます。もちろん、保湿力もパワフル。ちなみに冬になると乾燥してゴワゴワになる次男の手足にも塗ったところ、あっという間によくなりました。びっくり! 湯の花にティートゥリーやシアバターやココナッツオイルを配合して作ったナチュラルな石鹸も優秀。洗い上がりの肌がキュッと引き締まったのが印象的でした。
肌荒れ自体は辛かったですが、優秀なコスメに出会えたおかげでこれからは、「肌荒れしても大丈夫!」と安心してすごせます。「逆にラッキー⁉」と思ってしまいました(が、そもそも肌荒れの原因になる過労は禁物なお年頃という自覚はせねば……)。
※次回(3月2日公開予定)は、「極度の肌荒れがちょっと回復したときにやってみたら、ものすごい美肌になれちゃったお手入れ」をご紹介したいと思います。お楽しみに〜。
美容ライター 中川知春
自他とも認めるスーパーミーハー。小学生男児二人の育児に奮闘していたら、いつのまにかアラフォーに。落ちにくくなった脂肪と戦う日々。好きな言葉は「中川さん、痩せた?」。