今年の東京。気温が上がらずに開花宣言が空転してしまうくらい満開までのタイムラグができてしまいましたね。そう、桜の季節、日々、そして朝晩の寒暖差は激しく、実はまだまだ寒い!

今回は、春の防寒のお話

『チェリーブラッサム』と花冷え対策 by大森葉子_img1
いろいろ巻き方があると分かっている大判ストール。だけれど、結局、無計算にざっくりと巻くのがいちばん好きです♡ 冬であるなら、ファーのスヌード、ウールやカシミアのストールでコートを上から覆うところですが……。
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青空のように澄んだブルー+赤い刺繍が気に入って購入したZARAのコットンストールを投入。さらに、コンバースを黒→白(しかも赤のライン♡)にチェンジしたのもコーディネイトのポイントです。この2点で春を演出できているかな、と。


この時期(メルマガでも書かせていただきましたが)、冬よりも寒がりになってしまう自分がいます。頭や気持ちは春にワクワクしているのに、カラダは冬の寒さを訴えている……というのでしょうか。そのアンビバレンツな状態は、若い頃の自分をイメージしながら走って、見事にカラダが追いつかず、運動会で足をもつれさせてしまうお父さんたちのような……違うか(笑)!?

四季がある日本の場合、季節感を先取りしていくことがおしゃれの大きなポイントとなるため、実際の気温と装いのバランスをとることは本当に悩ましい。

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こちらのZARAのストールは2990円! 素材はコットン88%、アクリル7%、ポリエステル5%。軽やかな見た目より、温かいです。花冷えする今の時期から、夏の冷房対策まで活躍してくれそうだな、と。桜を眺めるためにベンチなどに座る際は(下から冷えてくるので)下半身をくるんだり、はたまた芝生の上に直接敷いて寝転がったり、ビーチサイドで肩から羽織って日焼け対策したり……いろいろなシチュエーションを夢想させてくれるストールです。


私の花冷えの時期の防寒は、①下半身→パンツは春物であっても薄手のタイツを仕込み、靴下をきちんと履く ②上半身は→コートは冬素材でも春色や春素材の大判ストールにくるまること でしょうか。防寒を重視しつつ、パッと見の印象をできるかぎり春っぽくできればと思っています。

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寒い日はメイクだけ春色シフト……という手も!? <下から>最近のお気に入りは発色が良いアディクションの限定色のリップスティック ピュア016(色名はFavorite Little Dress。名前も可愛い♡)。ゲランの5月1日に限定発売されるフェイスカラー、メテオリット ベビー グロウ タッチ ロージー グロウ。こちらは直接塗ったり、指にとったりして、チークにもハイライトにも、アイシャドウのベースにも。この時期は、メイクは桜ピンク色が気分です♪


硬い蕾がほころび、一気に満開に向かう桜。その桜の生命力を眺めていると、何もかも目覚めてく感覚がカラダの奥からムクムクと。花冷えするこの時期、『チェリーブラッサム』を口ずさみ、「花見って、結局寒さとの闘いだよね」などと言いながらも、新しい私に出会うため、この時期の体感を大切にし、おしゃれも気持ちも前進できる瞬発力を大切にしたいものだ」と思うのでした。

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余談ですが、当時、聖子ちゃんは『チェリーブラッサム』が嫌いだったという話はファンの間では有名ですが(歌っていくうちに大好きに変わったそうですが)、私は最初から大好きでした。歌唱力や表現力が本当によく分かる楽曲で、聖子ちゃんのアイドルとしての地位を盤石なものにした曲のひとつ、ですよね♪

CREDIT :
コート/バーバリー この日と同じ
ストール/ZARA
ニット/ユニクロU この日と同じ
パンツ/MM6
この日と同じ
バッグ/海外で購入 この日と同じ
靴/コンバース この日と同じ

アイコン画像

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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