今年の東京。気温が上がらずに開花宣言が空転してしまうくらい満開までのタイムラグができてしまいましたね。そう、桜の季節、日々、そして朝晩の寒暖差は激しく、実はまだまだ寒い!
今回は、春の防寒のお話
この時期(メルマガでも書かせていただきましたが)、冬よりも寒がりになってしまう自分がいます。頭や気持ちは春にワクワクしているのに、カラダは冬の寒さを訴えている……というのでしょうか。そのアンビバレンツな状態は、若い頃の自分をイメージしながら走って、見事にカラダが追いつかず、運動会で足をもつれさせてしまうお父さんたちのような……違うか(笑)!?
四季がある日本の場合、季節感を先取りしていくことがおしゃれの大きなポイントとなるため、実際の気温と装いのバランスをとることは本当に悩ましい。
私の花冷えの時期の防寒は、①下半身→パンツは春物であっても薄手のタイツを仕込み、靴下をきちんと履く ②上半身は→コートは冬素材でも春色や春素材の大判ストールにくるまること でしょうか。防寒を重視しつつ、パッと見の印象をできるかぎり春っぽくできればと思っています。
硬い蕾がほころび、一気に満開に向かう桜。その桜の生命力を眺めていると、何もかも目覚めてく感覚がカラダの奥からムクムクと。花冷えするこの時期、『チェリーブラッサム』を口ずさみ、「花見って、結局寒さとの闘いだよね」などと言いながらも、「新しい私に出会うため、この時期の体感を大切にし、おしゃれも気持ちも前進できる瞬発力を大切にしたいものだ」と思うのでした。
CREDIT :
コート/バーバリー この日と同じ
ストール/ZARA
ニット/ユニクロU この日と同じ
パンツ/MM6 この日と同じ
バッグ/海外で購入 この日と同じ
靴/コンバース この日と同じ
大森葉子
主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。