こっ恥ずかしさを克服し、というよりも、人目が気にならなくなるハートの強さ(=オバタリアン)を身に着け?、ハットにはすっかり慣れたホッタです。そして、冬にはベレー帽にもトライし、ツバがない分、特にダークカラーを選べばものすごく馴染みがいいことにも気づきました。

そして、発見してしまったのですよぉー! 夏素材のオサレなカワイ子ちゃんを!!

高まるベレー欲!<br />キジマ タカユキで夏素材を発見_img0
いきなりの真正面、満面の笑みで失礼いたします。この連載の下に、前の記事がいくつか並んで出るのですが、横か下を向いてばかりのナゾな人だと今更ながら気づき、勇気を出して顔を上げてみました!(大げさ) 帽子/キジマ タカユキ ライダース/アストラット 半袖トップス/ロク ビューティアンドユース スカート/クラネ

全身だとこんな感じ。トップがふっくらとしておらず、フラットなぺたんこタイプ。そのおかげで、斜めにかぶるとシャープな斜めの直線になり、全身で見た時のアクセントになってくれるのです。

高まるベレー欲!<br />キジマ タカユキで夏素材を発見_img1
ライダースを着ていた日にこの帽子を買ったこともあり、今のところライダースとの組み合わせが鉄板。靴/セリーヌ 他はすべて上と同じ

ライダースはもちろん、トレンチやデニムジャケット、オックスフォードシャツなど、意外と合わせる服を選ばないのもいい感じ。とはいえ、先日ミリタリージャケット×デニムに合わせようとしたところ、完全な戦場カメラマンになったのでそれだけはやめました。ボトムスをキレイ色にしておけばよかったかな。

いろいろやってみたところ、やはりかぶり方にはコツがあるように思います。私は思いっきり斜めにして、片方の耳は帽子の中に入れるくらいにしています。この日のようにダウンヘアの場合、さらに反対側の髪を耳にかけてフェイスラインを出すように意識しました。

今までずっと前髪ナシのショートやらボブやらだったのですが、一度前髪を作ってみると、こういうアレンジの時にとても便利だと実感しています。もし前髪ナシだったら、横に斜めではなく、思い切りおでこを出して後ろ下がりにかぶってもバランスがいいかもしれません。

かぶりものって、一度その味を覚えてしまうと、ちょっとスタイリングが物足りないとき、シンプルすぎるときにすぐ頼りにするようになります。だって、一気にオサレ感が出るし、全身がバシっと決まるんだもーん。逆をいうと、服で無理に盛らなくてもいいので、ある意味とても気楽。こう考えると、かぶりものって蜜の味だわ~。