こんにちは、ミモレの川端です。
広島サテライトで、THE STAGEPARIGOTという系統の異なる2つのセレクトショップを取材させていただきました。どちらのショップも「うちの強み」として語られていたのがショップ店員さんの“人間力”だったのが印象的でした。

 

実際に2つのショップの常連のお客さんと販売員の方のやりとりを垣間見るに「服をオススメする」以上の、、、もう多分ときに家族より濃密だったり、カウンセラーより心の支えだったり、するんだろうなあと。

最近読んだのが『売れる販売員は似合わないものを絶対に売らない』という本だったので、余計に感銘を受けました(涙)。

 

著者は接客アドバイザーの桐山知佳さん。「すべての販売員への教科書」とショルダーコピーにあり、

・お客様を好きになる必要はありません

・「お仕事帰りですか?」は使わない


などなど……へえ、なるほどねえ、とお客さん側として納得することがいっぱいありました。

今の私の仕事も、商品やファッションを伝える側の人という意味では「接客業」には違いなく、

・接客では「見てわかることは言わない」

・商品1つにつき3つ良いポイントを考えておく

・世界観はお客様の「自分ごと」になるように話す

などなど、文章や構成に役立てたいこともたくさん!!

THE STAGEグループ代表取締役の竹中敏治さんがおっしゃっていて印象に残ったのは、「良い販売員は、初めて入ってきたお客さんにすぐに『どうぞごゆっくりご覧ください』と声をかけて放っておく」と。グイグイ近づかないけど、気にはかけてますよ〜という空気を作るのがうまいそう。わかる!

私自身、初来店のお店で放置されすぎると傷つくけど、何度か買って常連っぽく距離を詰められすぎるのも苦手……となかなかに面倒臭いお客さんでもあります(汗)。

メディアも、そうミモレも、そうなのかもなあと思ったりしました。あそこに行くならちょっとオシャレしていこうというお店全体の憧れ感や緊張感は保ちつつ、一人一人の店員さんは親しみやすく、親身で丁寧でいてくれる・・・っていうバランス。難しいですね。

出張の帰りの新幹線で読んだのは、齊藤孝浩さんの『ユニクロ対ZARA』。ファストファッションを私はあまり買わないのですが、ビジネスとしては興味深く。2強の理念の違いがよくわかりました。

ああなんと恋愛よりも難しきかな、行きつけのお店とお客との関係は……。

私も、最近はもっぱらネットで買うことが多くなりましたが、お店で接客されて買ったものの方が思い入れがあって、結局よく着ている気がします。 
みなさんはどうですか??

ではではまた〜〜。