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夏のおもてなしには“飯台”を使おう!

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突然ですが、あなたは最近“飯台”を使いましたか? 「飯台は手巻き寿司をするためだけのものではなく、夏のスタイリングを盛り上げるのに効果的なアイテム。棚の奥から引っ張り出して、じゃんじゃん使ってください」(川上さん)

氷水で冷やしたスウィーツで、おもてなし

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川上さんはゲストを招くとき、スウィーツの盛りつけに飯台を活用しているそうです。「ゼリーやプリンなどを冷蔵庫で冷やしておき、ゲストが来る前に氷水を張った飯台に並べで食卓においておきます。涼しげで華やかなので、みなさん驚きながらも、とても喜んでくれます。ブドウツルなどのグリーンをアクセントに活けることもできるので、花瓶もいりません」

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1つずつ飯台から取り出して、水気を拭いてサーブ

<recipe>

 材料(コップ3~4個分) 
・水 100ml
・粉ゼラチン 8g
・牛乳 400ml
・砂糖 大さじ2~3
・スイカのすりおろし汁 適量

 作り方 
小鍋に水と粉ゼラチンを入れ、沸騰させないように弱火にかける。粉ゼラチンが溶けたら牛乳を少しずつ加え、かき混ぜる。砂糖も加えてさらに混ぜ、器に均等に注ぎ、冷蔵で約1時間冷やし固める。スイカはザルなどですりおろしてジュースを作り、冷え固まったミルクプリンの上に注ぐ。

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ザルやストレーダーですりおろして、フレッシュなスイカジュースを作って

白と赤のコントラストが鮮やかなミルクプリンは、簡単に作ることができて、季節感も演出できる、おもてなしにぴったりのスウィーツ。「大玉で食べきれないスイカは、ジュースにすると冷蔵庫で場所を取らず、違った楽しみ方ができますよ」

 

飯台をデイリーに使いこなすアイデア

特別な日も普通の日も、飯台を毎日のように使っている川上さん。「ホームパーティーではティラミスを作ってスプーンですくってサーブしたり、日常では家族分のおにぎりとおかずを盛りつけて仕事に出かけたり。洗い物が少なくて済むので、家族も後片付けがラクなんです。深さと直径があり、食卓で陶器との変化をつけられる飯台。サラダにメイン料理にと、本当によく使うので、今では同じ大きさの飯台が3つに増えました(笑)」

 

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フードディレクター
川上ミホさん

国内外のレストランでの経験を経て独立。イタリアンと和食をベースにしたシンプルでストーリーのあるレシピとスタイリングに定評あり。書籍や雑誌、TVなどを中心に活動するほか、近年はレストランプロデュースや商品開発アドバイサーとしても活躍。東京・目黒区東山でプライベート・レストラン「5quinto」を主宰。インスタグラム @miho.kawakami.5

 

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撮影/川上輝明 スタイリング/川上ミホ
取材・文/田中理恵 構成/川端里恵(編集部)