UVケアはスキンケアだと心得よ――クレ・ド・ポーの日焼け止め by大森葉子_img0
紫外線だけでなく、チリ・ホコリなど、肌に悪影響を与える要因からも肌をプロテクト! 資生堂インターナショナル/クレ・ド・ポー クレームUV SPF50+・PA++++ 

夜、クレンジングをする時に思うのです。結局、私は一日のほとんどをメイクしている状態で過ごしているな、と。時に、家に帰ってきた瞬間に寝落ちしていて、夜更けに目覚めた瞬間、「また、やってしまった」と自分に嫌気がさしながら「メイクを落とさなきゃ」とほぼ匍匐前進のような状態で洗面所に。そして、「私は、今日、20時間メイクをしっぱなしだったのだな〜」と、「あと4時間後にはまたメイクするのだな〜」と、憂鬱な気持ちでベッドに入り、再び眠りに落ちるのです。

平日、どうしても帰宅時間が遅くなりがちなため、一日のほとんどの時間をメイクをして過ごしている、という事実をはたと自覚する。で、世紀の大発見のように「極論すれば、夜のケアを頑張るより、日中のケアに重きを置いたほうがスキンケアは効率的ではないか!」という閃きが舞い降りてくる。

そして、出した答えは、クレ・ド・ポーのクレーム UV。エイジングケア効果の高い成分をギュッと凝縮させたこの日焼け止めを塗れば、UVケアは“外的刺激からプロテクトするだけのケア”から、“守りながらきちんとスキンケアもできる”行為へと進化させられるのではないか、と。

スキンケアを重ねると夏のメイクはどうしても崩れやすくなるため、朝のスキンケアはシンプルにしたいと私は考えています。ゆえに、私は化粧水→美容液→クレ・ド・ポーのクレームUV で朝のスキンケアを完結。

しっかりとしたカバー力があるわけではないのですが、うっすらとピンクみのあるクリームはを肌にのばすと肌のキメが整ったように見える。そうすると多少の色むらなどはまったく気にならない……結果、私、クレームUVとコンシーラー+くずれ防止にTゾーンだけフェイスパーダーだけでベースメイクを仕上げております。カジュアルメイクで許される職場環境なためか、真夏はこれだけで本当に充分。もともとファンデーションは薄塗り派なので、チークを入れてしまえば、ファンデーションをしたメイクとほぼ遜色がない。ほぼ、くずれも気にならないので、日中はテカリをオフするだけで済むという利点も私には大きなポイントです。

ほぼスッピンのような肌では不安と思われる方もいるかもしれませんが、これが口うるさい友人たちにやたら評判がいい。真夏に、この超ミニマム・ベースメイクに変えてから、ほめられたり、「スキンケア何使っているの?」と聞かれたりすることが増えたのであります。皮脂をテカリではなくツヤに見せてくれる効果もあるのかも!?

9000円。確かに単なる日焼け止めと考えると高価な価格です。でも、単なる日焼け止めとは考えず、朝のスキンケアの最後に使うエイジングケアクリームと考えたら? ファンデーション機能があるとしたら? 

「今日もまたソファで寝落ちしてしまった」……と落ち込みながらクレンジングをする日は相変わらず多いのですが、クレームUVを使うようになってからは、クレンジング後“肌の柔らかさ”に嬉しくなり、寝落ちしたにもかかわらず健やかなる気持ちで再び眠りにつけるようになりました。もう、これさえあれば、「メイクをしている時間の長さ」と「肌への負担の大きさ」の関係が正比例しないで済む! そんなふうに本当に勇気づけられています。

いや、でも、寝落ちの回数は減らしたい(苦笑)!

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