いまや大人気で予約待ち状態が続く鋳物鍋「バーミキュラ」。新しくラインナップに加わった小さい鍋は、ちょっとした副菜を作るのにとても便利と、すでに話題です。『毎日の「バーミキュラ」レシピ』(講談社)を刊行した料理家の大庭英子さんに、小さめの鍋で手軽に作れる副菜について、教えてもらいました!

野菜を中心とした、食材の名脇役となる小さなおかずが大好きです。ちょっとしたおかずを作るときには、小さな鋳物鍋が一つあるととても便利で大活躍するので、一度使ったら手放せない魅力があります。
たとえば、アヒージョやオイル蒸し焼きなどは、簡単に火が通りやすく味もよくしみるのでとてもおすすめ。調味料もシンプルに、素材の味がそのまま楽しめます。冷蔵庫のちょっとだけ残った半端野菜も、一度に買いすぎてしまった旬の食材も、ぜひ、ちょこっとおかずにしてしまいましょう。
また、小さい鍋なら見た目もかわいく、そのまま食卓に出しても圧迫感がないのも魅力です。(大庭英子さん・以下料理すべて)

●「ズッキーニのオイル蒸し焼き」

 

 材料(2~3人分)
・ズッキーニ 1本(200g)
・オリーブ油 大さじ3
・塩、こしょう 各少々

 作り方 
ズッキーニは1㎝厚さの輪切りにする。
鍋にズッキーニを入れ、オリーブ油を加えてからめ、塩、こしょうをする。ふたをして弱めの中火にかける。
鍋が温まったら弱火にして、約5分蒸し焼にして上下を返す。ふたをしてさらに約5分蒸し焼きにする。

 

●「長ねぎの蒸し煮」

 

 材料(2~3人分) 
・長ねぎ 2本(200g)
・ローリエ 1枚
・塩 小さじ1/3
・水 カップ1/2

 作り方 
長ねぎは4㎝長さに切り、表面2ヵ所に浅く3本ほどの切り目を入れる。
鍋に長ねぎを並べて分量の水を注ぎ、ローリエと塩を加えてふたをし、弱めの中火にかける。煮立ったら、弱火にして約10分煮て、そのまま冷まして味をなじませる。

 

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●今回使用した鍋は

大庭英子

料理研究家。身近な材料と普段使いの調味料で作る、簡単でおいしく、アイデアあふれた料理に定評がある。和・洋・中華・エスニックのジャンルを超えた幅広いレパートリーは、どれも自然体のおいしさで、たくさん食べても飽きない味わい。雑誌・新聞・広告と活躍の場も広く、あらゆる年齢層から支持を得ている。著書に『おいしい豆料理手帖』(家の光協会)、『ラクラク冷凍レシピ』(講談社)など多数。

 

『こんなに使えて、こんなにおいしい! 毎日の「バーミキュラ」レシピ』

大庭英子・著 講談社
1300円(税別)
ISBN 978-4-06-509102-9

「バーミキュラ」だからできる、だからおいしい、毎日作りたくなる使いたおしレシピブック! 主菜も副菜もおまかせください。

撮影/嶋田礼奈(講談社) 文/庄山陽子(講談社)
(この記事は2017年9月24日時点の情報です)