2017.12.11

Christmas is in the air! クリスマスがやってくる!

皆様お久しぶりです。お元気ですか。
短く美しい秋があっという間に去り、11月の一大イベント・サロン・ド・ショコラも終わったパリは(こちらの話題は改めていつの日か書きますね) 12月を迎え、街中が一気にクリスマスの装いに変わりました。

 

マダムが全て手作りで行う毎年恒例のデコレーション。クリスマスのシンボルカラー の赤と緑は一切使わず、アイスグリーンとホワイトのみ。シックでエレガントなパリスタイル。

私の職場であるチョコレートのコンセプトストア、アン・ディマンシュ・ア・パリの今年のクリスマスのテーマは【ろうそく】です。
テーマは毎年バカンス後の9月には決定され、クリスマスからエピファニーまでの、お菓子業界で働く者にとって一年で一番大事な時期に向けてプロジェクトが密かに進行します。モードの世界で働く方々も、半年先、一年先を見ながらお仕事をされているかと思いますが、ショコラティエもしかり。いつも斬新なアイデアを捻り出すシェフに脱帽です。

シェフパティシエのニコラ 2017年の最優秀パティシエに選ばれたホープです。

撮影はブノワ・マルタン氏。プレス用に撮った写真を特別に掲載する許可を頂きました。

こちらは6~8人分のアントルメタイプと1人分の小さいもの。
「美しすぎて食べるのが勿体ない!」「これ本当に食べられるの?」お客様のリアクションも様々で面白いです。
こちらのろうそくはクラシックなフランス菓子、モンブランです。モダンにアレンジしてあり、ライチとマロンのコラボレーションになっています。普通のモンブランに比べて軽く、甘さも控えめで、ゴージャスなクリスマスディナーの後でも心地よく召し上がって頂けます。日本の和栗のモンブランも大好きですが、こんなスタイリッシュなパリスタイルも時には如何でしょうか。

お持ち帰り用のランタン型のケースに入れて完了です。

フランスに来てから、クリスマスの過ごし方が全く変わりました。こちらではクリスマスは家族と過ごす大事な日。日本の大晦日から元旦の過ごし方に似ているかな?と思います。
普段は離れて暮らしていても24日の夜のディナーには皆が帰省し揃ってお祝いします。子供達も深夜まで起きていられる特別な日。
私が子供の頃、紅白歌合戦を最後まで見て居られる事に、除夜の鐘を聞きながら年が明けた瞬間を家族と共有出来た事にドキドキしていた事を思い出します。
深夜12時ちょうどにプレゼントをオープン!パーティの盛り上がりは最高潮に。
そして25日は殆どの会社や商業施設がお休みになります。街中が静まり返り、外に見られるのはツーリストかクリスマスのミサに行く家族連れの姿。

フランスに家族の居ない私ですが、クリスマスを一人で過ごした事がありません。恋人、友人、会社の同僚達が、それぞれの家族パーティに必ず招待してくれました。まわりにさみしい思いをしている人が居ないか気遣って、暖かい気持ちの共有(Solidarité ソリダリテ)と仲間を受け入れる寛容な心 (Tolérance トレランス) がより一層感じられる日が私にとってのフランスのクリスマスです。