2018.6.1

『世界にひとつだけのモノ』 by大森葉子

今年、本州の梅雨は大雨になることが多くなるという予想。梅雨冷えしてしまう日も多くなるのでしょう。そんな時に、たよりにしているのがストールです。なにせ湿気が苦手なもので、重ね着をすることに躊躇がございまして。

今回は、「お気に入りのストール」のお話。

シルクのマスタードイエローのワンピース。こちらは昨年、大好評をいただいた大草編集長監修「ミモレ×StyleNote」のコラボワンピです。肌あたりがサラリと気持ちよい一枚。この日は、リラックス感を生かした脱力系のスタイリングです。小物はすべてグレートーンでまとめました。
カタログでは編集長はベルトをキュッと結んでブラウジングしたり、新著の『STYLE&IDEA』ではボタンをはずし羽織ったり。さまざまなスタイリングの提案をされておりましたが、私はマキシ丈をしっかり堪能できるので、このようにストンと着るのがいちばん好きです♡


この日に巻いたストール。たくさんの生地が縫い合わされてできています。そして、たくさんのステッチも施されています。「そのストールどこの? ドリス(・ヴァン・ノッテン)?」などと聞かれたりも……。

こちらは知人の手作りのストール。遂に断捨離を決行し、過去に溺愛していたアイテムたちを大切に着てくれそうだと思った知人に送ったら、「断捨離しているのに、ごめん」というメッセージ付きで(笑)、御礼にこちらを。なんでも、波縫いにハマッているそうで、アパレル会社に勤めている友人から多種多様な端切れを譲り受け、夜な夜な波縫いで縫い合わせているらしい。そして、ついには、近所の常連カフェに商品として置いてもらってもいるそうな。

たくさんの繊細で上質な生地を何種類も縫い合わせてあります。クチュールブランドのストールであるかのような風格も。なんでも、ストール版フライターグ(素材としてトラックの幌を再利用しているスイスのメッセンジャーバッグのブランド)になることを目指しているんだそうで(笑)。
 

「これ、似合うと思う」という知人のジャッジに狂いはなく、私のワードローブたちとこのストールは本当に相性がいい! Tシャツなどのカジュアルにも、ブラックドレスにも。生地にいろいろな要素が入っているからか意外にも合わせるアイテムを選ばない。巻き方次第で表情も無限大……適当に(失礼!)波縫いしているだけであろうはずなのに、なんだかとっても味がある。どの生地と生地を隣り合わせるかということも、縦横無尽に走るステッチも、適当なようでいて、緻密に計算されてもいるような!?  

「それどこの?」と聞かれる度に、知人のストール版フライターグへの道はあながち夢物語ではないのかもしれないな、と。「何事においてもオンリーワンは強し!」と思う大森なのでした。 


CREDIT:
ワンピース/StyleNote×ミモレ 
ストール/知人の手作り
バッグ/エレンディーク この日と同じ
靴/海外で購入

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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