ファーファさんからの質問
Q.
現在、子供2人のパートタイマー。
後々のことを考えて、稼ぎを増やしたいのですが……

子供2人の母です。現在、パートの仕事をしています。大卒で社員として入社しましたが、勤務時間の問題でパートに切り替えました。子供が小さいので、現状は金銭的に問題はないのですが、後々のことを考えると社員として働き、稼ぎを増やしたいと考えています。また現在の販売職ではなく、違う職種で働きたいと思っています。ただ何のスキルもないため、どのように動けばいいかわからず、転職サイトを眺めるだけになっています。年齢も30代後半です。家庭と仕事の両立で新しい職種となると、壁は大きいのか? どういうアクションを起こせば良いのか? 何かアドバイスをいただきたいです。(35歳)

特別ゲスト 島谷美奈子さんの回答
A.
ひと口に販売職といっても
顧客データ管理や売上げ計算など
いろいろなスキルを身につけているはずです。

ファーファさんのケースは、3つのパターンで考えることができます。

1つは、正社員に戻る手だてはないのか? ということです。ファーファさんは、もともとは正社員で入社されたとのこと。「また社員に戻りたいのだけど」と、会社に相談されてみてはいかがでしょう? というのも転職活動をした場合、面接ではおそらく「なぜ前の会社をやめたの?」と聞かれると思います。そこで「稼ぎを増やしたいから」と言うと、やはり「今の会社で増やす方法はないの?」と聞かれることでしょう。もしかしたら今の会社も、ファーファさんを正社員に再雇用したいと考えているかもしれません。転職するにしても、35歳で正社員採用するなら、会社は管理職候補としてファーファさんのことを見るでしょう。今の会社と交渉もされていないようだと、転職活動をおこなっても、管理職には不向きと見なされてしまう可能性が高いと思います。ですから、まずはそこを確認されることをオススメします。

2つ目は、シンプルに、スキルアップして転職を狙う、というパターンです。ただしこれは、資格の勉強をされるなど、それなりにお金も時間もかかるかとは思いますが……。

3つ目は、今のファーファさんのままで、自分にできることを洗い出したうえで転職活動をする、というパターンです。現在は、販売職につかれているのとこと。販売職というと、関連性のある職種として同じ販売職しか思いつきませんが、実際には、在庫管理から顧客データ管理、売上げの計算、イベント企画など、いろいろなことをやっていらっしゃるはずです。また販売職の方は少ない人数で店舗を切り回しているため、責任感も非常に強いところがある。高熱があっても、「私が行かないと店が開かないから」と出勤される方もいるほどです。そう考えると、営業アシスタントやカスタマーサポート、また経理関係といった職種も候補に入ってくるのではないでしょうか。私どもが運営するWarisの登録者の方も、販売職から人事や経理といった仕事に転職された経歴を持つ方がいらっしゃいます。皆さん、販売の仕事をされる中で、数字管理が得意だと気づいて資格を取られたり、人が好きだから採用の仕事をしたいなと気づかれたりされているのです。スキルがないと言っても、意外と多くのスキルを持っているもの。幸いファーファさんは、販売職なので複数の業務をされてきていると思います。ぜひ、自分の1日の作業の流れを書き出して、できることを分析されてみてください。

上記のように3つのパターンを挙げさせていただきましたが、オススメしたいのは、今の会社で上を目指すか、販売職で経験したことを活かしての転職か。どちらにしても、「自分はこんなにマルチにやってきた」とプレゼンする必要がありますので、一度自分にできることを細かく洗い出してみてください!

いかがですか?
島谷美奈子さんの回答、ぜひご参考になさってください。
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PROFILE
  • 島谷 美奈子(しまたに みなこ)Warisキャリアカウンセラー。Warisワークアゲイン事業プロデューサー。国家資格キャリアコンサルタント。産業カウンセラー。健康経営アドバイザー。人材ビジネス業界と公的機関で15年以上の経験を持ち、キャリアカウンセリング実績は延べ 5000名以上。Warisキャリアカウンセラーとして、転職・フリーランス転向支援、キャリアママインターン事前研修講師を務めている。また横浜市、相模原市、横須賀市、新潟市等にて再就職セミナーの実績多数あり。横浜ウーマンビジネスフェスタ2015-2017実行委員でもある。※Warisワークアゲインは離職期間の長い元キャリア女性の再就職を支援するサービスです。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る