メイクを支える土台“ペトもち肌”を作る
「スキンケアはスキンケア、ベースメイクはベースメイク、と別物と捉えていませんか? でも、スキンケアはベースメイクのための土台づくり」と、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさん。5月に発売した、長井さんの最新刊『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ「キレイ」はもっと引き出せる』から、「メイク崩れ」を防ぐスキンケアを紹介します。崩れないメイクはスキンケアから始まり、肌質感としては「ペトもち」肌を作ることでベースメイクがしっかり密着し、ファンデの崩れを防ぎます。コツは量とハンドテクです。
※ペトもち肌……スキンケアが終わった時のベストな肌の状態を表す。手の甲に肌が少し“持っていかれる”くらいの感じを示した言葉。
メイク崩れを防ぐためのポイント
ポイント① 化粧水で顔を洗えるくらいの量で!
化粧水は惜しまずたっぷり。手のひらのくぼみに池をつくるイメージ。
ポイント② 指先ではなく、両手のひら全体を使って
顔全体に化粧水をのばし広げます。片手ではなく両手を使うのは、忘れがちなエリアを取りこぼさないため。
使用ITEM:ワイルドローズ モイスチャーローション
ポイント③ 下まぶたのキワは目を開けないと塗れません!
同じように、美容液・日中UV乳液をつけて崩れない土台作り完了。
『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』
長井 かおり 著 1500円(税別) 講談社
年代・流行・場所を問わない「一生モノの好感度メイク」
年代・流行・場所を問わずに、その人の「自分史上最高」を作り出す長井メイク。
メイク初心者から上級者まで、もっとキレイになる極上テクをプラスして、わかりやすく写真満載でお届けする完全ビジュアル本です。
やってしまいがちなメイクの落とし穴からもう半歩先を行くテクニックまで、あなたの人生を変える一生モノのメイクがここにあります。
『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ「キレイ」はもっと引き出せる』のほか、料理、健康・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>
写真/城健太
・第2回「人気の口紅の色は足し算と引き算で楽しむ」はこちら>>
・第3回「絶対に落ちないアイメイク3つの小ワザ」はこちら>>
長井 かおり
化粧品メーカーの人気ビューティーアドバイザーとして都内百貨店に勤務の後、2005年にヘアメイクアップアーティストへ転身。雑誌・広告・映像などの第一線でモデルや女優のヘアメイクを手がけ ている。
プロの現場で活躍するかたわら、「美容を通して、一般の女性の役に立ちたい」という思いから、自主開催の「メイクアップトレーニング」の活動を全国でおこなう。「なんとなく流行にのったかわいいメイク」ではなく、一つ一つ理論に基づいたメイクをわかりやすく解説。時に優しく、時に厳しい半日に及ぶメイクレッスンでは、自分の手で劇的にメイクが変わって帰っていく参加者が続出し、評判となる。現在は募集をすれば、即予約でうまり、今では激戦のメイク塾の一つとなっている。