「今は人生そのものが楽しくて仕方がない」と、若々しくキュートな笑顔を見せる、時任千佳さん。インタビューVol.1では、過酷な少女時代を経て、40歳でライフ・カウンセラーという天職にたどり着いた軌跡を語ってくれた。
後編では、これまで数多くの人たちの再生へと向かう手助けをしながら導き出した、ポジティブに生きる秘訣を伝授してもらいます!

【時任千佳さん インタビュー】<br />奇跡は起きたがっている vol.2_img0
 

呼吸に意識を向けると
物事がうまくいく!

ミモレ世代は、仕事や家事、育児、介護、自分の体調や容姿の変化など多くの悩みを抱えつつ、それらに全力で向き合ってきた、がんばり屋さんたち。でも40代になり、何となくすべてに疲れ切って、今は何をする気力も情熱も出ない、という人も多い。

「私にもそんなときがありました。でも無理をしなくて大丈夫。何もやる気がしないなら、とりあえず『呼吸』に意識を向けてみて。呼吸を意識することで、全身に張り巡らされた自律神経に影響を与えると、医学的にも実証されています。とくに、吸う息の2倍の長さで息を吐くと、緊張を緩める機能を持つ副交感神経を活性化して、リラックスできるんですね。呼吸法を習慣にすれば、マイナス思考やイライラがなくなって、気分が落ち着いてくる。すると、面白いように物事がうまくいくようになります。大げさじゃなく、呼吸で人生が変わっちゃうんです」

やり方はとても簡単。時任さんの著書『奇跡は起きたがっている!』(マガジンハウス刊)にも掲載されている「呼吸体操」を、ここで簡単にご紹介。

【時任千佳さん インタビュー】<br />奇跡は起きたがっている vol.2_img1
 

「まず、右の鼻の穴を右手親指で押さえます。10秒かけて左の鼻の穴から息をすべて吐き切ったら、同じく左の鼻の穴から5秒かけて息を吸います。このとき、鼻の穴から額に向けて吸い込むイメージで、お腹を膨らませて。次に、頭のてっぺんからすべてを出し切るイメージで、口から息を吐いてお腹を凹ませます。吐くときは10秒、吸うときは5秒。これを5分ほど繰り返し、左の鼻の穴を左手親指で押さえ、同じ要領で5分やってみてください」

一番大切な親友である
「自分」を責めないで

呼吸とともに、ハッピーを引き寄せるカギはいつも笑顔でいること。また、「できなかった自分を責めないことも大切」と時任さん。

「日本人は『反省しなさい』と教わって育った人が多いと思いますが、あまりにも自分を責めると、『なんであのとき、こうしなかったの!』って自分で自分を問い詰めて、苛めていることになりますよね。今この瞬間を楽しくポジティブに生きるためには、反省って実はそれほど必要ないと思うんです。自分が自分の一番の親友だと思って、いつも味方でいてあげてください」