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トーマス・マイヤーは、17年間『ボッテガ・ヴェネタ』のクリエイティ・ディレクターを務めました。芸術、特に建築へ造詣が深い彼。2015年のホテルオークラ東京の建て替え工事を知り、日本のモダニズム建築の継承、関心を高めるためのプロジェクトを立ち上げました。日本モダニズム建築の最高傑作のひとつと言われるホテルオークラ東京の本館の思い出をシェアする「#MyMomentOkura」(その時の私のブログがコチラ)を呼びかけ、その保存を世界中に呼びかけたことでも注目されました。

ユニクロがトーマス・マイヤーとのコラボレーションでリゾートウェアコレクションが発表すると聞いた時から、どんなアイテムが発表されるのかとても楽しみでした。

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スイムブラは、セールでなんと500円になっております!

私は彼が得意としていたと言われるスウィムウェアをチョイスして購入。洗練された大人のためのビキニという佇まいが気に入っています。マリンスポーツ時はもちろん、ヨガやアウトドアスポーツを楽しむ際のスポーツブラとしても、さらに夏の装いの下着代わりにレイヤードしても便利そうだな、と2色買い。トップを黒、ボトムを白……と、ミックスしても可愛いなと思っています(そうすると4パターンで楽しめますね! 黒と白の他にパープルとレッドがあります)。

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スイムショーツ(ヒップハング)は、なんと390円に! 
 

先月、トーマス・マイヤーが『ボッテガ・ヴェネタ』のクリエイティブ・ディレクターを退任することが発表されました。ロゴに頼らず、卓越したクラフトマンシップで、その世界観を表現する“ディスクリート・ラグジュアリー(控えめなラグジュアリー)”を提案し続けた彼。その抑制の効いた、かつ芯があるエレガントなデザインのアイテムをいつもウットリ眺めておりました。

新天地情報は入ってきておりませんが、退任発表後のinstagramの投稿には「keeping it moving(動き続けるよ)」と添えられていたので、きっとまた何か大きな動きがあることでしょう(しばらくはユニクロと自身のブランドでの提案に注目ですね)。

トーマスに思いを馳せながら、彼のスウィムウェア着て、この夏を謳歌したいと考えています。

今日のお品書き
川上ミホさんの「人気スタイリストの暮らしの、これいいね」。ちょっとしたことなのに、生活を美しく、楽しくするコツを提案していただける川上さんを連載陣にエントリー。昨年夏にお世話になった「毎日のご飯もスタイリング次第 夏編」も併せてお楽しみください。