NYのスケーターに憧れ、狂ったように毎日スケートボードに明け暮れていた時期があります。もちろん形から入るので(笑)、彼らのようにダボっとしたボーダーのTシャツに、よれたチノパン、ジェットキャップを後ろ向きに。スケーターなら、みすぼらしいくらいのほうがむしろイケてる!などと思っておりました。今となってはなかなかに恥ずかしい過去ですが(笑)。

ボーダーTシャツ、やんちゃの境界線_img0
ボーダーのTシャツはBORDER CREW NECK SHORT SLEEVE PULLOVER/プルオーバー¥13000(税抜)/エイチ ビューティーアンドユース

社会人になってから、何かと(通報とか怪我とか)怖くて、めっきりスケートもしなくなりましたが。大人になっても(大人になったのか?)、ストリートにいなくても、あの「やんちゃ」さをどこか捨てきれずにいたのでしょう。

このボーダーTシャツと目があった時、当時の記憶が蘇ってきました。近所の小学生に笑われながらも、”すってんころりん”して、あざだらけになっていたダサダサの自分が。大人になったんだぞ!と言わんばかりに、あの時来ていたTシャツと違うのは、太めのピッチに上品な配色。さらに、無理やりXLサイズにあげてダボっとするわけではなく、そもそもの規格がゆったりめなのでMサイズで適度なビッグシルエットが叶うのです。

合わせるパンツも、細身なものに。ローテクなスケートシューズではなく、ハイテクな靴を。バッグもリュックだったのが、トートバッグになりました。

ボーダーTシャツ、やんちゃの境界線_img2
エンダースキーマの縦長のトートバッグは持ち手の長さを調節できるので便利。基本は手提げバッグとして。
ボーダーTシャツ、やんちゃの境界線_img4
両手をあけたい時は、持ち手を長くして肩掛けにも。
このバッグの色違いはコチラ

大人としてちゃんと見える格好はしたいが、好きなテイストは変えたくない。そんなオトコのワガママを、いいとこ取りしてくれるTシャツ。きっとこれを作ろうと思った人も、僕みたいな人なんじゃないか、なんて勝手に思っております。

これまで紹介したコーディネート一覧を見る