ひんやり冷たいおもてなし「ティラミス」のレシピ_img0
 

お茶の時間や食後にちょっとしたデザートがあると、それだけで幸せな気持ちになりますよね。連日続くこの暑さ、ひんやり冷たいデザートでリフレッシュしませんか?
“簡単でおしゃれな料理レシピ”が人気のフードコーディネーター七沢なおみさんの著書『かんたん! 幸せ! 冷たいデザート』より、コーヒーとの相性が抜群の「ティラミス」の作り方を紹介します。
ティラミスというと洋菓子店で買ったり、レストランで食べるというイメージがあるかもしれませんが、フィンガービスケットを使えば気軽に作れます。
 

ティラミスの作り方
 

 材料(長径25cmの楕円形耐熱皿1個分)
・フィンガービスケット……10~12本
・濃いめに入れたコーヒー……カップ1/2
・マスカルポーネチーズ……250g
・卵……2個
・グラニュー糖……80g
・グランマニエ……20cc
・ココアパウダー……適量

 作り方
1.ボウルにフィンガービスケットを入れ、コーヒーを加えてしみ込ませる。マスカルポーネチーズは室温にもどしてやわらかくする。
2.卵は卵黄と卵白に分け、それぞれボウルに入れる。
3.2の卵黄にグラニュー糖50gを少しずつ加え、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。
4.2の卵白に残りのグラニュー糖を2~3回に分けて加え、泡立て器で角が立つまで泡立てる。
5.ボウルに1のマスカルポーネチーズを入れ、ゴムべらでクリーム状になるまで練り、3を加えて混ぜる。4を加えて手早く混ぜ、グランマニエを加えて混ぜる。
6.耐熱皿に5の1/2量を流し込み、平らにならして1のフィンガービスケットを並べ、その上に残りの5を平らに流し入れ、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
7.食べる直前に、ココアパウダーを茶こしでふるいながら6の表面にかける。

ひんやり冷たいおもてなし「ティラミス」のレシピ_img1
 

<ポイント1>
マスカルポーネチーズが手に入らないときは、クリームチーズで代用してもいいでしょう。

ひんやり冷たいおもてなし「ティラミス」のレシピ_img2
 

<ポイント2>
フィンガービスケットに、コーヒーがまんべんなく染み込むように、ボウルをときどき傾けます。

ひんやり冷たいおもてなし「ティラミス」のレシピ_img3
 

大き目のスプーンでざっくりと盛りつけます。深煎りコーヒーとの相性抜群。

アイコン画像

七沢なおみ

フードコーディネーター。「LEE」「MORE」などの雑誌や料理単行本でスタイリストとして活躍後、おうちカフェやデザート、薬膳レシピなど、持ち前のセンスを活かした簡単でおしゃれな料理の本を手がける。数年前に更年期に伴う倦怠感にとらわれ、園芸療法の一環として市民講座で園芸を基礎から学ぶ。現在は趣味の園芸を楽しみ、近所の公園の園芸ボランティアとしてハーブガーデンを担当。著書に『こんなに使える! ハーブレシピ』(講談社)、『パン作り12か月』(共著、文化出版局)、『お部屋で「薬膳カフェ」』(祥伝社) など。

ひんやり冷たいおもてなし「ティラミス」のレシピ_img4
 

『かんたん! 幸せ! 冷たいデザート』
著者 七沢 なおみ 講談社 1200円(税別)

七沢なおみ氏のロングセラー『ひんやり幸せ、冷たいデザート』の新装丁版。初心者でも作りやすく、おしゃれに見えるレシピで定評のある著者が、とっておきの冷たいデザートを紹介します。
手順は簡単なのに、味と見た目は本格的。アイスクリームやプリンなどのベーシックなもの以外に、ヨーロッパやアジアなど、旅先で出会った個性的なデザートを日本の素材を使って再現しており、手作りでしか味わえないレシピがいっぱいです!
またカフェ風のおしゃれなスタイリングポイントは、すぐ真似できそうな簡単アイディアばかり。
おいしくて気軽に作れる、おもてなしにもぴったりな冷たいデザートを多数紹介。

『かんたん! 幸せ! 冷たいデザート』のほか、料理、健康・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>

写真/竹内章
(この記事は2018年8月21日時点の情報です)


・第1回「サッと作れる冷たいデザート「コーヒーのグラニテ」「マンゴープリン」」はこちら>>
・第2回「冷たいデザートでリフレッシュ「ベトナム風みつ豆(チェー)」」はこちら>>