数日前のマディソンブルーのディレクター、中山まりこさんのinstagram投稿に手が止まりました。そこには、まりこさんから日本女性へのラブレターともいえる熱いメッセージが。
まりこさんは、「バストの作り方は女性観、すなわちスタイルを表す大事な選択(中略)私の理想の女性観はラペルラといちばんフィットする」と言います。厚いカップで覆われた無理やり造形されたような硬い胸ではなく、優しく繊細な布で覆われたエイジングを礼賛してるかのような柔らかな胸(わかります、わかります。実は、私も昔からそんな胸が好きだから♡)。「そうか、そんな胸あってこそ、マディソンブルーの服はより素敵に着こなせるのか!」という新しい発見にうなずくとともに、このメッセージの根底に流れる「日本女性に自信をつけたい」「日本女性のおしゃれを変えたい」、もっというなら「常識を変えたい」ともとれる熱き思いに高揚してしまいました。
まりこさんのように確固たるおしゃれ哲学、そして、それに対するシャープな具体策を出していくことは、私たちとってなかなか難題ですが、「自分にとって理想の女性像とは?」という問いに立ち向かい、それを具体的に自分に落とし込んでいく作業を楽しんでいきたいものです。試行錯誤しながら、時に失敗をしながら、自分だけのおしゃれを洗練させていくことがおしゃれの醍醐味だと信じて!
今日のお品書き
渥美さん、本日の文章もキレキレです。読まれた方、それぞれにご意見があるかと思いますが、考えるキッカケにしていただければと。それにしても、日本のスポーツ界が大きな転換期を迎えているな、と思う出来事が続いております。スポーツの持つ楽しさ、素晴らしさを競技者から奪わない環境づくりへの議論を一気に深めて東京五輪を迎えたいですね。
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