数日前のマディソンブルーのディレクター、中山まりこさんのinstagram投稿に手が止まりました。そこには、まりこさんから日本女性へのラブレターともいえる熱いメッセージが。

 

白い透けるニットにスエードスカート。透けるニットには敢えての黒ブラ ハーフカップ。日本では世間というか社会の目が厳しくてブラ透けスタイルは茨の道ではありますが 自身を持って着こなすヨーロッパの女性のスタイルが大好きですで そんな女性になるにはエロの思考が違う国に行きたい。と10代からヒシヒシと思っていました。 そしてバストの作り方は女性観、すなわちスタイルを表す大事な選択。時代、ファッション、すなわちその時代のスタイルにより下着は変化し下着(ファンデーション)はファッションにとってもスタイルにとっても基本となる重要なアイテムと認識してます。装うものによってファンデーションも選んでこそのTシャツ1枚のスタイリングも素敵に昇華できると思います。10代からTシャツにデニムスタイルを素敵に着るには?色んな下着をトライしてきて 、よっぽどのドレスやファッションをしない限り 色んなブラがありますが削げて日焼けしてシミだらけの愛すべきデコルテには ただ持ち上げるだけじゃない優しく丸く人の体に沿う。そして細かいディテール、肩紐までもが美しく見える素敵なファンデーションはこの15年はラペルラ!!ラペルラの中には魅せる下着も勿論ありますが、私の理想の女性観はラペルラの女性観が一番フィットする。マディソンブルーのルック撮影にはラペルラを用意してますが歴代マディソンブルーのミューズ達はラペルラ的女性観の下着をつけています。下着こそが意思!!まずは洋服を買う前にそこを考えて欲しい。来期春夏は透け透け提案満載のマディソンブルーですが私が日本の女性に自信を持って着て欲しい。という女性観の表れです。透け透けのエロとは違います。女性が素敵!と思う透け感(女性観)の提案 #寄せて上げる女性観は無理 長くなってしまいましたが下着からスタイルは見えてきます。#寄せて上げる日本の女性観 にはずーと物申したかった #ハナをさがせ #ハナをさがせ #ブランド服着ててもオシャレに見えても #よれてる下着つけてる人にもかなりガックリします #日本の水着も無理 #カップ入れすぎ #海外でしか水着買わないくらい嫌

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まりこさんは、「バストの作り方は女性観、すなわちスタイルを表す大事な選択(中略)私の理想の女性観はラペルラといちばんフィットする」と言います。厚いカップで覆われた無理やり造形されたような硬い胸ではなく、優しく繊細な布で覆われたエイジングを礼賛してるかのような柔らかな胸(わかります、わかります。実は、私も昔からそんな胸が好きだから♡)。「そうか、そんな胸あってこそ、マディソンブルーの服はより素敵に着こなせるのか!」という新しい発見にうなずくとともに、このメッセージの根底に流れる「日本女性に自信をつけたい」「日本女性のおしゃれを変えたい」、もっというなら「常識を変えたい」ともとれる熱き思いに高揚してしまいました。

自分との対話で、自分だけのスタイルに出合って、自信をもっておしゃれを楽しんで欲しいという編集部員の思いから生まれた一冊です。まりこさんにもご登場いただき、自身のスタイルが確立するまでのお話をうかがっています。
ミモレブックス『自分のスタイルが見つかる おしゃれコーチング』


まりこさんのように確固たるおしゃれ哲学、そして、それに対するシャープな具体策を出していくことは、私たちとってなかなか難題ですが、「自分にとって理想の女性像とは?」という問いに立ち向かい、それを具体的に自分に落とし込んでいく作業を楽しんでいきたいものです。試行錯誤しながら、時に失敗をしながら、自分だけのおしゃれを洗練させていくことがおしゃれの醍醐味だと信じて! 
 

今日のお品書き
渥美さん、本日の文章もキレキレです。読まれた方、それぞれにご意見があるかと思いますが、考えるキッカケにしていただければと。それにしても、日本のスポーツ界が大きな転換期を迎えているな、と思う出来事が続いております。スポーツの持つ楽しさ、素晴らしさを競技者から奪わない環境づくりへの議論を一気に深めて東京五輪を迎えたいですね。