今日はリゾートでの着回しについて書きたいと思います。

今回のモルディブ(滞在はフィノールヴィラ)で大活躍したのは、この夏“一目惚れ”買いしてしまった2つのアイテムです。ひとつはinstagramで偶然に見つけたセットアップ。もうひとつは渋谷で遭遇した沖縄ブランドが集結したポップアップイベントで見つけたワンピースです。共通点は自分なりの着こなしが自由に楽しめ、着回し力抜群という点でしょうか。

変幻自在なセットアップ


以前にも書きましたが、私は「どうなっちゃってんだよ?」と思える難解な、いや自由な服が好きです。たまたまinstagramで流れてきた(下の)画像に釘付けになり、雷に打たれたような衝撃を受けたまま、すぐにサイトをチェック!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

IIROTさん(@iirot_official)がシェアした投稿 -


「着こなし方にこれほどまでにクリエイティブな発想を与えてくれる服にはしばらくお目にかかっていない!」と、すぐにポチッとしてしまいました。一度も袖を通したことのないブランドの服を、こんな風にノリ一発でネットショッピングすることはほぼ初めてのことなので、かなりの“ひとめ惚れ”度合いだったのだと思います(笑)。本当に何通りもの表情が楽しめるので、クローゼットにかかっているところを眺めるだけで無条件に幾度となくホクホク気分に浸れてしまうほどです。こちらは春夏の商品だっため既に取り扱いは終了しておりますが、秋冬も私のツボのデザインが目白押し。是非、ブランド IIROT のサイトもチェックしてみてください♪

こちらはセットアップをシンプルに着用した状態。
垂れたリボンの表情が魅惑的ですね♡ 夕方のプールサイドのバーへ行くスタイル。

日差しが強いときや冷房が効いたレストランにいくときには……

リボンを肩にかけるようにして前で軽く結び、レストランへ。
肩を覆えるので日焼けや冷房対策におすすめのスタイル♪


いちばんドレッシーにきまる着こなしで……

リボンをウエストの高い位置で巻き付けた着こなしで、サンセットクルーズへ。華奢なストラップとキャミソールのスクエアなラインもツボです。


そして、旅先で思いついたワンショルダーな着こなし。「発明だ!」と狂喜乱舞しましたが、後でチェックしたらブランドのinstagramでも紹介されていました(笑)。

サイドスリットも深く、前後の身頃に差寸があるのも私のハートを射抜いてくれたポイントです。セットアップのパンツの変わりに、ショートパンツを合わせてランチへ。

 


セミオーダーした麻のマキシワンピ


ポップアップ出店をしていた沖縄のブランド「ヌノモノワークス」のワンピースです(通信販売はしていないため、興味がある方は是非メールにてお問い合わせください)。受注生産制なため、色を選ぶことができ、さらに丈の調整にも応じていただけます。デザインの愛らしさもさることながら、「マキシ丈がマキシ丈にならない問題」をかかえている174cmの私の夢を叶えていただけるとオーダーを即決。さらに、背中を押してくれたのは、「地元のおばあたちが自宅でせっせと縫ってくれているんですよ」とのデザイナー具志堅さんの一言。オーダーしてから手元に届くまでに約4ヶ月という月日を要しましたが、そんなの無問題でありました! 

  • 飛行機にマキシ丈のスカートって足さばきが外見ではわかりづらいので実はラクチンでいいですよね(笑)。トランジットのチャンギ空港にて。
  • 付属の共布のリボンをウエストの高めの位置で巻けばリラックスムードが一転、エレガントモードに! 夕方のアペリティフタイムへ向かう際の装い。そのままディナーに突入。
  • リボンをターバンとして活用。隣の島(カニフィノール)に遊びに行く際の装いです。下には水着を着ています。麻素材なので濡れても乾きやすいのもいい!

送られてきた際、「洗たくを重ねると、オーダーの際の色見本通りのネイビーに近づいていきます」との直筆のメッセージが添えられていました。経年変化も楽しめるなんて、とっても素敵。実際に手元に届き、袖を通し、本当に、丁寧に縫われていることも確認でき、私自身がおばあになるその日まで一生大切に着たいと思いました。

こちらが渋谷でのポップアップの様子。ポップアップの予定はinstagramfacebookで随時チェックを。
こちらが当日迷いに迷ってしまった色見本。結局、冒険できずに(苦笑)、ダークネイビーをオーダー。
 


はからずしも、今回活躍した2着は「D2C」(Direct-to-Consumerの略で、自らで企画、製造した商品を自社のECサイトで直接顧客へ販売すること)ブランドのもの。これらは、大量生産する必要がないため、デザインをマスに響くものではなく、ブランドコンセプトに合わせてシャープに提案することができるところが魅力。届く人にはより“深く”届けることができるところが、今の時代に合っているような気がします(最近話題になっている商品の余剰在庫問題の解決策のひとつとも言われているビジネスモデルですし!)。

自分の気分にフィットするブランドを見つけ、そのブランドを応援していくような気持ちでショッピング楽しむことが、これから買い物の主流になってくるのかもしれませんね。

次回も引き続き私のリゾートファッションを紹介します。

今日のお品書き
インタビューでもご登場いただいたスタイリスト 風間ゆみえさんの連載が本日からいよいよスタートしました。私は、ゆみえさんが担当するページの完成度にいつもウットリしておりました。センスの源泉が垣間見れるコノ連載は私も本当に楽しみです!