先日までの猛暑はどこへやら。おだやかで過ごしやすい季節になりましたね。野菜や果物たちも、栗に茸にぶどうに柿に梨・・・秋の味覚が勢ぞろいです。

そして、秋といえば「サンマ」!!

私もサンマが大好きで、秋になると2日に1回は食べたいくらい。ここ数年はサンマの不漁が続いてさみしかったものの、今年は豊漁の予想が出ていて心が踊ります。
刺身にしてよし、焼いてよし、煮てよし、揚げてよし。
日本人は本当にサンマが好きなんだなーと再確認するくらいサンマ料理は色々あります。

でも、何と言っても食卓への登場回数が一番多いのは、「塩焼き」ではないでしょうか。
浅く切れ目を入れて、多めに塩をふり、強めの火でガーッと焼き上げる。
香ばしく焼かれた皮にパリッと箸を入れれば、中からジュワッとほとばしる脂にほっこりと甘い身。こうして想像しているだけで、日本酒が1合くらい飲めそうな勢いです。
ごはん派もお酒党も、みんなに等しく口福をくれる「サンマの塩焼き」。

しかしながら、今年のわが家にはひとつ悩ましいことが。

「サンマのお皿、どうする?」問題です。

実は先日行った食器棚の見直しで、10年近く愛用して来たサンマ皿を手放しました。
正直に言うと、「サンマの季節が来た!どうしよう」と慌てていたためにちょっと妥協して買ったお皿で、でも捨てるには惜しく毎年ごまかしごまかし使い続けて来たのです。
今回の食器棚の見直しで、「10年近くサンマを乗せてくれてありがとう」という感謝とともに嫁に出すことにしました。

ところが、次のお気に入りのサンマ皿はまだ見つかっていません。
なのにサンマの季節到来。

サンマ皿以外で、使える皿はどれなんだ!?
切羽詰まった私は、手持ちの中から今年サンマを乗せるための皿をオーディションすることにしました。

エントリーナンバー1
Rimout

 

グレーがかったトーンとシンプルで使いやすいデザイン。
どちらかというと朝食向きですが、フラットなのでサンマを乗せやすいはず(カーブがついているとさんまが弓のようになってしまうので)。

が、サンマを乗せると・・・・さみしい!!!!

おうちごはんの美味しそうな空白の割合は大体3割くらいと言われています。
これは、空白7割ですね。
ならば空いているところにサラダとか盛ったらどうかしらとベビースピナッチを乗せてみました。

 


サンマを大根おろしとスダチで食べるのではなくて、何か辛いソースをかけてあげたらいいかもしれません

でも、私はおろし&スダチ派なので却下。
 

エントリーナンバー2
有田焼1616

 

マットな質感と無駄のない洗練されたフォルムが、今までの食器にないと話題のブランドです。
色合いもグレーがかった白でクールな印象。

こちらも・・・さみしい!!!!!

一応長方形のお皿を選んだのですが、空白がありすぎておかずがないお家みたい。。。

1616はトーストをサラダと盛り合わせるとカッコよくなるのですが、サンマはちょっと違いました。却下。

 

エントリーナンバー3
瑞々

 

デザインと定番の中間くらいで、雰囲気はあるけれど日常使いしやすいブランド。

3種類くらいのキノコをガーッと炒めてわさーっと盛って、刻んだネギをたっぷり散らし、醤油とラー油で食べるのに愛用しているお皿です。

1616とほぼ同じサイズだけれど、少し深めのリム(底は平らなのでサンマもギリギリOK)と色の濃淡があるため、1616よりも寂しくありません。うん。大根おろしの下にシソの葉を敷いたらいけそうです。

 

エントリーナンバー4
Masterrecipe

 

Francfrancから発売された信楽焼の和食器。
お手頃価格ながら、和だけでなく洋にもお菓子にも使える便利なお皿です。
やはり、質感とニュアンスがあるので、空白もそれほど気にならず。

こちらもシソの葉か笹の様な緑が欲しいところですが、今のところ有力候補。

しかし、やっぱり頭と尾が出ちゃうんですよね。。。

サンマのサイズは24-26cm。

今年は瑞々かMasterrecipeを使いながら、理想のサンマ皿(サンマが映えて食べやすく、オフシーズンには薬味やおつまみを盛っても良い皿が私の理想)を探し求めることにします。

(この記事は2018年9月24日時点の情報です)