3回にわたってお届けしている「ニット+スカート」を素敵に見せるテクニック。今回は「シルエット」に注目してみたいと思います。


今年ぜひ取り入れていただきたいのが「上も下も重いシルエット」。今っぽくなるだけでなく、華やかさや、シックな女っぽさも演出できます。難しそうに見えるかもしれませんがコツさえつかめば簡単です。その代表的なコーディネートをご紹介しますね。
 


ロングニット+ロングスカートで
モードなバランスに挑戦

【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー1_1
【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー1_2
【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー1_3
【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー1_4
【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー1_5

ニット(着用Sサイズ)¥24000/ボールジィ お問い合わせ先/トゥモローランド tel. 0120-983-511 スカート(着用38サイズ)¥72000/カオス お問い合わせ先/カオス表参道 tel. 03-6432-9277 マリアブラックのピアス、エルメスのバングル、レガロのバッグ、ルチェンティのシューズ/すべて私物

丈が長めのニット+マキシスカートの「上も下も長い」着こなし。どちらも無地のシンプルなものですが、この「重めシルエット」を意識するだけで今っぽく、そしてモードな雰囲気に仕上がります。ロングワンピースやロングシャツにワイドパンツで作る重めシルエットがありますが、気持ちはこれと一緒です。ワイドパンツをマキシスカートに変えてみてください。

重心が下がるので気をつけたいのが「ニットの選び方」。私が着ているようなスリット入りのもの、かつ薄手で体のシルエットが少し出るような細身のタイプを選ぶとシャープな女っぽさがあって、ほっこり感を回避できます。

そして、これから気になるのはアウター問題ですよね。長いものを合わせると一気に難しくなるので、ライダースやMA-1のような「ショート丈」のアウターだとバランスが取りやすいと思います。あえてニットを多めに見せてレイヤードを楽んでみてください。


鉄板のゆるニット+Aラインスカート。
今年はスカートをマキシ丈にチェンジ!

【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー2_1
【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー2_2
【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー2_3
【短期連載③】「ニット+スカート」を今っぽくするには「重めシルエット」がカギ!スライダー2_4

ニット(着用38サイズ)¥20000スカート(着用38サイズ)¥28000/ADAWAS お問い合わせ先/ショールーム セッション tel. 03-5464-9975 レイバンのサングラス、ハムのブレスレット、ブランイリスのリング、ポロラルフローレンのショートブーツ/すべて私物

重ためのシルエットとしてご紹介したいのがもう一つ。今度は「ゆるニット+マキシスカート」の組み合わせです。今まではミモレ丈スカートを合わせていたところを、脚をすっぽり隠すようなマキシ丈にすることで全然違う雰囲気に! 同素材のニットアップならワンピース見えしてトライしやすいと思います。

上も下もボリュームがあるけれど、フレアのドレープがドラマティックで華やかな印象に。重たく見せないポイントは、「明るい色」で軽やかさを出すことです。旬のパステルカラーもいいですし、ベージュやライトグレーも素敵だと思います。仕上げにトップスを前だけインして、腰位置を高く見せるのも忘れずに。

羽織るアウターですが、上記と同様に全体が重たいシルエットの場合は「短い丈のアウター」がベスト。トップスのボリュームが収まるようなゆったりしたものを選ぶといいと思います。
 

第1回「『ニット+スカート』はニット選びでシャープ&軽やかに」はこちら>>
第2回「『ニット+スカート』は「大胆な素材合わせ」であか抜ける」はこちら>>

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