グアムに子連れで通うようになったのがきっかけで、今ではモルディブやバリなど、さまざまな海外のビーチリゾートにも子供と行けるようになりました。そのうちに強く感じるようになったのは、リゾートファッションが上手になりたいということ。ただおしゃれなだけじゃなく、まわりから浮いて見えず、旅慣れた感じのする、アラフォーでもイタくないスタイル――。現地で見かけた素敵なマダムの着こなしをヒントに試行錯誤するなかで、たどり着いた私的ビーチリゾート論を紹介したいと思います。
大人のビーチリゾートコーディネートって難しい!
それを解決してくれるのが、カフタンドレス
「せっかくビーチリゾートに来て、ビーチサイドやプールサイドで過ごすのに、長そでのラッシュガードではなんだか味気ない。かといって、水着だけでいるのはちょっと自信がない…。そんなときに便利なのが、カフタンドレスです。
ビーチリゾートに映える色や柄のものが多いので、簡単にその場になじむ装いに導いてくれます。なかでも私が気に入っているのが、そでがあって、膝上まで着丈があるタイプ。
これなら、水着の上にサラッとはおればワンピースのように着られるので、たとえば客室からホテルのプールへの移動のときにも恥ずかしくありません。もちろん、濡れた水着の上にもサッとはおれ、濡れてもすぐに乾きます。そでがあるので、日焼け止めクリームと併用すれば、紫外線対策もできます。日中なら、ワンピースとして着ることもあります。とにかく便利なアイテムなんです」
カフタンはプチプラで買えるのがうれしい!
ZARAのセールでも必ずチェックします!
「カフタンドレスはついコレクションしたくなる、おしゃれなものが多いんです。海外のビーチリゾートには特に、素敵なものが簡単に見つかります。なかでもバリは、1枚3,000円くらいで見つかるので、まとめ買いしてしまったほど。J.CREWの海外通販は、年中ビーチアイテムを扱っているうえ、日本までの送料がそれほど高くないのでよく利用します。日本で買うならZARAやH&Mなどのプチプラショップも狙い目です。特にセール時期なら、かなりお得な値段で手に入ることがあるので、直近に旅行の予定がなくても買っておくと、後々助かることが多いです」
ママとキッズ、
ビーチリゾートではこんなコーデをしています!
① プールサイドでのんびり過ごす日
「アラフォーになると、なかなかビキニを着る勇気はありませんが(笑)、上にカフタンをはおってしまえば案外平気です。このカフタンは、ハワイのアウトレット、ノードストロームラックで買ったものですが、ポンチョのような形になっていて、上からバサッとはおるだけなので、とっても便利。帽子とピアスはH&Mで買ったもの。プチプラショップ、あなどれません!」
② 子供とビーチでシュノーケリング
「子供と遊ぶときは、動きやすさと機能性重視。シュノーケリングをしていると、背中と腕がすごく焼けるので、長そでのラッシュガードはマストです。子供に日焼け止めをていねいに塗るのは大変なので、子供にも長そでのラッシュガードを着せて手間を削減しています」
③ 夕食を食べにレストランへ
「フードコートのようなカジュアルな場所で食事をいただくときは気にしませんが、レストランへディナーに行くときは、ドレスアップを意識しています。レストランによってはドレスコードがあるので、事前にホームページなどでドレスコードをチェック。リゾートの場合は、たいてい「スマートカジュアル」ということが多いです。私はワンピースに、ビーチサンダルではない靴。大ぶりのピアスもあると、華やかな雰囲気になるので必ず持参しています。そして子供にも、襟付きのトップスを着せるようにしています。子供の場合は、襟付きといっても、カットソーやポロシャツでいいと思います。幼い乳幼児やワンパク盛りの小学生のうちは、シャツは動きづらくて苦手なようですし。また、大人の場合は、ディナーにショートパンツはNGというルールがあるレストランもあると思いますが、小さな子供の場合は、それほど気にしなくてよさそう、というのが実体験でわかったことです」
④ 街歩き&ショッピング
「街歩きをするときは、日本でふだん着ている夏服よりもかなりカジュアルな着こなしを楽しみます。ビビッドな色を日本で着るのは勇気がいりますが、ビーチリゾートの太陽の下なら、なぜか悪目立ちしないんです。ブランドショップに買い物にいくときなら、ビーチサンダルや足が大胆に出るショートパンツ、プールサイドで着るようなワンピースなど、カジュアルすぎるアイテムはなるべく避けるようにしています」
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