保存ができて、下ごしらえなどの手間がなく、味も栄養も優れている缶詰。価格も安定しているため、節約したい時にも大いに役立ちます。
今回は、『2019 お料理家計簿』の巻頭特集で缶詰レシピを教えてくださった、料理家の瀬尾幸子先生に「さばグラタン」の作り方を教えていただきました。

さばグラタン


味つけいらずであっという間に完成。チーズがさばのくさみを消してくれます。

 材料(2人分)

・さば味つけ缶……1缶
・玉葱……1/2個(100g)
・ピザチーズ……40g
・粗びき黒こしょう……適量

 作り方 

1. さば缶は缶汁をきり、粗くほぐす。缶汁大さじ1はとっておく。
2. 玉葱は薄切りにして耐熱皿に敷き、缶汁をかける。さば、チーズを順にのせる。
3. トースターでチーズに焦げ目がつくまで焼き、胡椒をふる。


さば缶は「おいしく下ごしらえされたさば」と考えれば、和に洋にと用途が広がります。青背魚特有のくさみが気になるなら、スパイスや香味野菜を使ったり、においを消す効果があるチーズと合わせたりするとよいでしょう。(瀬尾先生)



瀬尾 幸子(セオ ユキコ)
料理研究家 実用的でシンプルで、おいしいレシピに定評がある。著者は『みそ汁はおかずです』(学研プラス)『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)など多数。
 

 

『講談社版 2019お料理家計簿』

編集/講談社 900円(税別)
 

69年目を迎える2019年版も「一生続けたい」と長年愛用しているファンの期待を裏切らない内容で刊行します。形はそのままで、時代の流れを反映した記事を多数盛り込んでいます。豪華人気料理家陣12人によるレシピと献立例は、毎日のごはん作りにも重宝。
健康・経済・暮らしまわりの豆知識なども、より充実した内容となっている2019年版。

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構成/相場美香(講談社) 写真/斎藤浩(講談社)
 

出典元:https://kurashinohon.jp/746.html

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