未来型オーガニックライフというタイトルで、からだやこころのストレスケアについて書いていますが、どうしてそれが? って思いますよね。。
私が考える「未来型」な生き方のひとつには、自分の体調を、自分でケアできるようになること、病院に行き薬を頼らずに、例えば植物とか、食べ物とか、そんなもので自分を整えることができること、があると思います。風間ゆみえさんを始め、いまフィトテラピーを学ぶ人が増えたのも、そんな流れのひとつ。一周回って、自然のリズムに即していくことに立ちかえる。これがこれからの生き方なのではないかな? と思います。それにはまず自分を知ることからスタートです。
自分の不調をいつものこと、と片付けないこと
よく「私は生理痛がひどいの」「偏頭痛もちなの」という方がいます。それが、自分の体質だと思っていたり、それが持病だと思っていませんか? 冷え性も「私は体が冷えるタイプ」ではなく、何かしらのからだからのサインです。必ず改善する方法があるはずなので、何が原因なのか、そこを掘り下げてみてください。いまお腹周りが冷えている人が多いので、温めることが第一歩。腹巻やニットパンツでお腹周りを温めて、足先はふかふかのソックス。眠る時にゆるゆるのレギンスなどを履いて、下半身の冷えをリセットします。オーガニックコットンのものは、繊維が起毛してふわふわしているので、空気をはらんで冬でもとても温かく過ごせます。食べ物もできるだけ冷たいものは避けて、温まるものを。お味噌やお醤油など、自然食品店で売っている本物の発酵食品を摂るようにします。(食べ物の質の話はまた追って!)
陰性と呼ばれる甘いものは、体が冷える原因となるので、チョコレートがやめられない、みたいな方も、甜菜糖など自然の甘味を使ったお菓子に変えていくと、少しずつ中からも冷えが改善されます。これだけで、生理痛や偏頭痛の軽減につながることがあるので、根気よく試してみてください。
自分を見つめる=リラックスして落ち着いた時間を持つこと
お風呂に入った後、ほっとくつろぐ時間、大事ですよね。私はこのパジャマに着替えた時間がすごく大事だと思っています。よくみなさんとお話ししていると「自分を大切にしたい」ということはキーワードのように感じます。しかし使い古しのTシャツやジャージ、スエットを着ていたら、台無しですよね。お風呂上りや家でのひとときは、自分のためのリラックスした時間です。自分と向き合う、部屋着やパジャマ、皆さんは何を着ているでしょうか?
お風呂から上がって、そのまま同じ部屋着を着て寝ている方も多いのではないでしょうか。自分が自分をどう扱うかによって、自分の価値が決まります。ゆっくりお風呂に入って、心地よく、気分があがるお気に入りのパジャマに着替え、リラックスして眠る。私はオーガニックコットンのパジャマを作り、自分で着るようになってから、マッサージも卒業するくらい、疲れがとれてリラックスできるようになりました。そして、スマホも眠る前には手放して、落ち着いた時間を過ごすのです。この落ち着いたひとときがあるだけで、自分に余裕が出ます。いつも「あれを終わらせないと」「明日の会議どうしよう」など気になることばかり頭で追いかけながら、日々を過ごしていると、実のないプレッシャーに押しつぶされてしまいます。でもこのくつろぎの時間があると、頭に余白ができるのです。朝早く起きて資料を再確認しよう、とか、明日の朝、こうすれば早く終わるかも、なんて段取りの整理もつけやすくなります。落ち着いて、ふーっと深呼吸。体の不調は? 気分はどう? と振り返るように。がんばりすぎなくてもいい、リラックスした自分にゆるめていくことが、まずは自分を知る第一歩です。
Comment