映画『ボヘミアン・ラプソディ』。号泣する準備はできていた……_img0
以前も紹介しましたが、 お気に入りのフレディのTシャツ。なんと「ライブ・エイド」のフレディだった! なんだかとっても嬉しいぞ♡

クイーンの『We Are The Champions』や『We Will Rock You』は、世界的なスポーツの祭典で、アンセムとして使われることが多い楽曲です。

【アンセム】……特定の集団のシンボルとしての賛歌。ちなみに、国歌=national anthem  応援歌=Sport anthem 

とりわけ『We Are The Champions』は、サッカーの試合に使われることが多く、事実、フレディ自身も「この曲を書いた時に、僕はフットボールのことを考えていたんだ。ファンが参加してもらえるような曲を書きたくてね。〜中略〜これは『マイ・ウェイ』を僕なりに書いたものと解釈してくれても構わないよ」 (udiscovermusic.jpより)と言っています。私もサッカー観戦で幾度となくスタジアムで聞いているのですが、何ものにも代え難い一体感、高揚感が味わえる曲だと思います。過去にどんな失敗や挫折があったとしても、「俺たちはこの世界の王者なんだ!」と幾度となく繰り返す歌詞。「信じた道を心の決めたままに行くだけだ」と謳うシナトラの『マイ・ウェイ』にかさねると、ピッチでプレイする選手たちだけではなく、日々をがんばって生きている観客(私たち)すべてに向けられた賛歌であるということも分かります。


インターネットの出現で、人と自分を比べやすくもなり、人とつながりやすくもなりました。それにより自信をもつことが難しくなり、孤独を感じやすくなったとも言われています。世界中でこの映画がスマッシュヒットを飛ばしている理由は、フレディが生きてきた時代以上に、私たちには「自分は自分だ」と自らを鼓舞し、それを皆で声を合わせて歌うことができるアンセムが必要になっているからなのかもしれません。

そんなことを思いながら、私は止まらない涙と鼻水と格闘しながら、グズグズの顔で映画館を後にしたのでした。

今日のお品書き
友人がいるので、ここしばらく1年に1回はソウルに遊びに行っています。ですが、今回バタやんが満足トリップで紹介しているスポットたちは、韓国に足しげく通う方でもノーマークのスポットばかりなのではないでしょうか? ソウルの現在がわかる短期連載、ぜひお楽しみに!

 
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