結婚式は、繰り返される幸せの歴史。

先日Wedding cakeのオーダーを頂き、無事に作り終えて、ホッとした時間を過ごしています。

手前が巨大なガトーウィークエンド。カットし易い様にクリームは避けて、メレンゲと白い花、シルバーのアーモンドドラジェ。後ろはバイトケーキ用のスポンジケーキ。シャインマスカットを添えて。

とはいえ、自分の時はどうだったか?というと

実家に"明後日結婚する"と電話をして、ロンドンの役所でサインをするだけの式。フラットでサンドイッチを食べてまた仕事に行くという嵐の様な結婚式で。。。

イギリス式の結婚式の話はまた次回に。

駐在中には、各国の友人の結婚式(葬式にも)参列しました。個人的にはインドの結婚式が一番派手だったかと記憶してます。

そんな訳でケーキカットもしなかった自分の反省も込めて、日本に帰って来てからは、Bespokeのオーダーケーキをはじめました。

何度かケーキの打ち合わせをし、内容提案、試作をしたのち、デコレーションの相談をウェディングプランナーさん、フラワーデコレーションの方と当日の式場の色合わせなど、沢山の方とコラボレーションします。

今回のテーマはシンプルラグジュアリーな柑橘系の果物を使ったもの。色は白、グリーン。ケーキカットした後、そのケーキを全員に配る本当のケーキで作って欲しいとのこと。

新郎が幼少の頃過ごしたドバイ、バーレーンと、新婦が転勤で過ごしたシンガポールをスパイスに、仕立てたガトーウィークエンド。28年前新婦のご両親が、実際に披露宴で入場の際に流したEnnio Morriconeのクラシックな映画音楽"Amapola"からイメージして、新婦が好きなパウンドケーキ、ポピーシードを入れたものと、思い出も盛りだくさん詰め込みました。

ガトーウィークエンドはフランスの伝統的な焼き菓子のひとつで、週末大切な人と食べるお菓子の意味合いも持ちます。

式に集まった皆さんと記憶に残るひとときを作りたくて、こちらを提案しました。

38名分のケーキを無事にカットし、デコレーションする頃にはNatalie coleが歌うAmapolaが流れてきて。

ケーキカットから、人数分に切り分けて、運ぶまでは時間勝負。

キッチンに立ちながら、すでにうるうるきてしまいました。

素敵な瞬間に立ち会えることもうれしいです。

幸せの種が広がり、美しい風景がこぼれるように。

小さなポピーシードもこの時は活躍でした。