先週よりフィンランド・ヘルシンキに来ています。今回の旅の全ワードローブと着まわしをご紹介します。長くなりますが(笑)防寒の小ネタも挟んで一挙公開いたします。

ヘルシンキはただ今、3℃〜マイナス3℃くらい。大雪が積もってはいませんでしたが、日照時間がとても短くて、一日中ほとんど暗い。これでも夕方の4時くらい。出発時の東京が暖かで天気が良かったせいもあり、ギャップがこたえる1週間でした。


汗っかきの暑がりなもので、普段は年中わりと薄着。防寒アイテムをあまり持っていない私なのですが、ありったけの防寒をしてまいりました。7泊9日、寒さと暗さ対策を考えた全10着のワードローブはこちら!

ワードローブ

・コート
ダウンを持っていなかった私。まずなにはなくとも「長いダウンコートが必要だわ!」と、出発前に急遽買ったのが、こちらのチェックのダウンコート。

STANDARD MADEという松濤にあるセレクトショップで見つけたFIDELITY(フィデリティ)のひざ下丈のダウンです。店頭で試着して悩んでいったん家に帰り、ZOZOでセールで3万円台で購入することができました。


出発前、大草ディレクターが「私のロングの黒いダウンを貸すよ。着てみたら」と言ってくれたんです。でも、大草D(162cm)でロングってことは、私(151cm)のマキシ。黒のマキシ丈ダウンは「太巻きから頭をだす卵焼き」。ダメだ、、、やっぱり自分の体とキャラクターに合ったダウンを買おうと。いろんなブランドで試着をしたのですが(山根さんが記事で着ておられるような)フェミニンなダウンが全く似合わず……。アウトドアブランドも着てみたけれど身ごろが大きすぎて。旅前に10万円以上に出費はつらい(涙)。などといろいろ悩んで、ユニセックスでトラッド、値段も手頃だったFIDELITY(フィデリティ)という聞いたことのないブランドのダウンに落ち着いたわけなのです。

無事に出発2日前にZOZOからコートが届き、それに合わせて色や小物合わせを考えました。

・トップス
茶系とグリーンをベースに差し色、なるべく明るめの北欧カラーを取り入れました。

ATONのウール100%のニットカーディガン。
ビームスのビーミングオリジナルのウール、シルク混のVネック。かなりはっきりしたピンクです。薄手で少しゆとりがあるので中にも外にも重ねられます。
オーラリーのモヘア60%、ウール40%のニット。今回の中で一番あったか素材。
サイベーシックのチェックのネルシャツ。ニットの下に着たり上から羽織ったり。
ジョンスメドレーのウール100%のタートル。ニットやシャツの下にも着られる薄手のものにしました。私のイメージする北欧カラーです(^^)


・ボトムス
ボトムは全て中にタイツやレギンスを重ねばきできるゆったりしたシルエットのものに。

先日ご紹介したニットプリーツ。中にいろいろはき放題!
レッドカードのデニム、いつもは23インチなのですが、こちらは25インチであえてブカブカ気味にはいているもの。中にタイツもレギンスもはけちゃいます。
マディソンブルーのパンツ。お尻周りがゆったりしたデザイン。
ベルウィッチのワイドなコーデュロイパンツ。子どもの頃、冬にはいてただけあって、コールテンのズボンってやっぱりあったかぁ〜い!



・靴

靴は雪前提で。ブーツを2足。いつものドクターマーチンとUGGのボア付きブーツです。出発前にクリームを塗り、防水スプレーをしてきました。黒と茶色にしたのは服に合わせて変えようと思って。


・帽子とストール

ニット帽は白とグリーン、どちらもカシミア。マフラーはジョンストンズの細いタイプ。チェックのコートなのに、チェック??と思うでしょう。意外と合うんですよ、これが(笑)。

ワードローブの小さなこだわりは天然素材でまとめたことです。汗をかいた時にチクチクしたり、熱がこもった不快な感じになるのが苦手なため、防寒用の下着やタイツもウールかカシミア混、シルク混のものにしました。重ねれば、特殊な保温機能性のある繊維でなくても意外と大丈夫だとわかりました。

次ページからは着まわし編をご紹介します!

 
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