毎年新たに登場する調理家電。
私は基本的にアナログ重視ではあるものの、新たな機能を搭載した調理家電も好きです。
ただし、実際に使ってみるもののそのまま定番となるのは一握り。キッチンスペースに限りがあることもあって本当に必要で使い続けられるものしか置けません。

私の家電を選ぶ基準は、機能がシンプルで全てを家電任せにしないこと。
あれもこれも便利な機能が満載という家電は、結局のところ操作が煩雑なだけ。その家電でしか出来ない機能があって、操作がシンプル、最終的な調整は自分でできることが重要なのです。

アートディレクターをしている主人のジャッジはデザイン面から。
リビングであろうがキッチンであろうが、デザイン的に部屋の中に置いてもOKなものしか許されません。
家電に貼られたシール類がことごとく剥がされていたり(私はシールはあまり気にならない方)、どうしても許せないデザインのものがいつの間にか隅に追いやられていたこともあります。
チェックしたいポイントが違う私たちですが、好みが似ているからか不思議と衝突することは(ほとんど)ありません。

機能が必要なもののみに絞られた家電というのはデザインでも不必要なものを嫌う傾向にあります。
逆に、機能が多くわかりやすいように親切であればあろうとするほど、デザインも煩雑で表示が過多になりがちです。この辺りは、どちらがいい/悪いではなく好みやライフスタイルによるところが多いかもしれませんね。

もし、機能が少なくシュッとしたデザインがお好きであれば参考になるかもしれない、私たちの愛用の調理家電の一部をご紹介します。

ラッセルホブスのカフェケトル

バルミューダのケトルも使いやすかったものの、ラッセルホブスの方がラインがシャープ。
フタが開けやすくノズルが細くて注ぎやすい。
「あ!焼き餃子に点す熱湯がない!」と気づいてからお湯を沸かしても間に合う素早さ。液だれしないのでコーヒーのドリップにも向いています。

ネスプレッソのクレアティスタ・プラス

コーヒー好きの主人のコーヒーグッズは山のよう。
フレンチプレスにサイフォン、ミル、ドリップ・・・結局手動でコーヒーを落とすには技術が足りないネという結論にたどり着いて、ネスプレッソを導入。入門機も使ってみたけれど、プラスチックカラーがなじまず、こちらに。ミルクのスチームも温度管理も1台で出来るので、重宝しています。

バーミキュラのライスポット

お鍋も愛用しているバーミキュラ。
ごはんが最高に美味しく炊けると評判の調理家電ですが、私はもっぱらお肉の調理と甘酒つくりに愛用。
ちょっと値は張るけれど、一度使うと手放せません。

バルミューダのトースター

市場最高のトースターと言われるバルミューダ。確かにトーストは手間なく美味しく焼けます。
いくつか機能がありますが、私はトースターモードと600/1200wを愛用。
お餅を焼くと悲惨なことになるので要注意です。

あとは、ハンドブレンダーにフードプロセッサー、ミキサー、アイスクリームメーカーくらいでしょうか。
家電は消耗品ではなく、ある程度長い付き合いをするもの。
値段だけではなく、使いやすさやデザインなど妥協しないで選ぶことでキッチンで過ごす時間の快適さや楽しさが違ってくる気がします。

特に私がはまっている、バーミキュラのライスポットでの甘酒つくり

<材料>
米麹 300g
のこりごはん 300g
水 ひたひた

両手で揉み込むように米麹をほぐし、ごはん、お水と混ぜる。
67度で6時間保温。

*今の時期は、豆乳と一緒にミキサーにかけてから小鍋で再び温め、おろし生姜を加えて楽しんでいます。

*みかんがちょっとすっぱかったときに、甘酒と一緒にミキサーで甘酒スムージーにするのもオススメです。

(この記事は2019年1月13日時点の情報です)