自分を女としてみてくれない夫も悩ましいですが、夫が男性機能不全になってしまった場合はもっと悩ましいかもしれません。そのとき妻は、夫にどんな言葉をかければいいのでしょう? そして自身の性欲とどう向き合えばいいのでしょう? コラムニストの石原壮一郎さんが見事に解決してくれています!
さぼあんさんからの質問
Q. 夫が男性機能不能に……。
私はこのまま悶々と年をとるしかない!?
40代主婦です。夫が数年前から病気で男性機能が不能になってしまいました。私はまだ40代前半で性欲もあり、少し行き場がなく困っています。夫とは仲が良く、彼は不能であることをたいそう気にしているのでこれ以上触れられません。かといって女性用風俗へ行くほど私はさばけてもいません。このまま悶々としたものを抱えたまま、年をとるしかないのでしょうか?
特別ゲスト 石原壮一郎さんの回答
A. 悶々としていることを正直に伝えて、
二人のスタイルを追い求めてください!
通常のセックスですと「相手をどう喜ばせるか」ということに腐心されることが多いものです。が、おっしゃる通り、たしかに夫は自信をなくしていることでしょう。ですからさぼあんさんの場合は、「夫にどう自信をつけさせるか」ということが大事になってくると思います。
それには、「勃起しないことは些細なことである。アナタが一緒にいてくれることを100としたら、1ぐらいの要素でしかない」とまずは慰めたうえで、「でも実は悶々としているの」とどんどん伝えて、一緒に何らかの解決法を探っていかれるのが良いかと思うのです。
性生活というのは夫婦間の秘め事です。だから二人が良いのなら、どんなカタチでも良いものです。夫も、男性機能が不能だからといって、Hなことをまったくしたくないわけではないでしょう。今は「文明の力」もいろいろありますから、そういうものを使ったりして、是非2人のスタイルを追い求めていただきたいと思います!
- 石原 壮一郎(いしはらそういちろう)1963年生まれ。コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』でデビュー。以来、『大人の女養成講座』、『大人力検定』、『大人の合コン力検定』など大人をテーマにした著書を発表し続けている。近著に『9割の会社はバカ:社長があなたに知られたくない「サラリーマン護身術」』(飛鳥新社)、『本当に必要とされる最強マナー』(日本文芸社)、『大人の人間関係』(日本文芸社)などがある。 この人の回答一覧を見る
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