【同窓会服】気恥ずかしくない“ちょっと綺麗め”を目指すコツ
学生時代の仲間との集いだけでなく、進学してから会わなくなったママ友との久しぶりの会…。春は「久しぶり」の機会が多いものです。あまりにもいつもと違うスタイルだと気恥ずかしさが漂ってしまうから、少しだけ華やかさを纏いたい。そんな人にぴったりな清潔感あるスタイルを大人気スタイリスト福田麻琴さんに教えてもらいました。
Q.同窓会で好感をもたれるための服ってどんな色使いでしょう?
来月、卒業25周年記念の同窓会があるんです。久しぶりに学生時代の大勢の友達に会うのですが、どんなファッションが好まれるのか、悩んでいます。「頑張っておしゃれして来ました」というほどの服は着たくないけれど、普段着でも参加できない…。ほど良いおしゃれなスタイルってどのように作れば良いでしょう?
A.おすすめはグラデーション。色のトーンを合わせれば“ちょっと綺麗め”に。
ポイントは頑張り過ぎないこと。おしゃれでも着せられている雰囲気が漂ってしまうと、そのムードが漂ってしまいます。変えるのは1点でも十分。いつものニットにパンツの色を変えるだけで特別感が出ます。明るい印象になるベージュ、水色、グレーがグラデーションしやすくおすすめです。
アイスブルーのトーンが爽やかな清潔感
大勢集まる会には、“ほんの少し目立つ”程度の華やかさと上品さがぴったり。シルバーとアイスブルーのトーンを揃え、パンツの色で華やかさを出せば、普段より少しだけおしゃれなコーディネートに仕上がります。
パンツを主役に、ニットと靴のトーンを合わせます
ベージュトーンが上品さと大人っぽさを表現します
黒のスタイリッシュさも素敵ですが、ベージュは顔映りも良く華やかで明るい表情に見えるのでおすすめです。ワントーンの良さはきちんと感が出せること。簡単ですが特別なコーディネートに仕立てられます。
小物はアクセントになるものを!
モデル/鈴木六夏
スタイリング/福田麻琴
ヘア&メーク/TOMIE(nude.)
文・構成/金沢由紀子、川良咲子(編集部)
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PROFILE 福田麻琴さん
女性誌を中心に広告、CM、カタログ、タレントのスタイリストとして活動中の2009年にフランスへ留学。1児の母。身長161㎝。Instagram:@makoto087