今週の私の一番の興味・関心は「冷蔵庫」です。
家の中でも大きな買い物に入る冷蔵庫は、一度買ってしまったら、調子が悪くなるかサイズに不満を感じない限りは、あまり気にしないもの。

それなのに、こんなに気になる理由。

<理由その1>

それは、「ふるさと納税」のせい。いや、正確には「自分たちの計画性のないふるさと納税」のせいです。
この年末、わが家は初めて「ふるさと納税」をしてみました。
友人から「是非した方がいいよ」とすすめられていたものの、いまいちシステムがよくわからなかったりしてスルーしていたのですが、やってみたらとても簡単でユニーク。

どんな用途に使って欲しいかを選べて、返礼品も魅力的。
・「地元のおばあちゃんが、一つ一つ心を込めてつくっています」という宮崎県の椎葉村のお餅とか、

・なぜかスカイスポーツグライダー(怖い)が返礼品の私の地元、埼玉県の熊谷市とか、
*他にも地酒やらネギやらうどんやら美味しいものもたくさんあります。

・昆布の関係で何かとご縁のある北海道の羅臼町の塩水ウニとか、新巻き鮭(1本丸ごと)とか、
*さすが羅臼昆布を食べているウニだけあって、ものすごくおいしくて一気に食べてしまいました。

とにかく、魅力的で応援したい町や村のふるさと納税・・・の返礼品(主に冷蔵品)が一気に届いたのです。。入らないー。。。
わが家の自宅の冷蔵庫は400L。一応、撮影用に仮置きする分も、通常の食事分も問題なく収納できていました。
でも、そろそろもう少し大きな冷蔵庫にしたい(切実)。


<理由その2>

以前から、キッチンにおける冷蔵庫の存在やデザインというのは、もっと注目されていいと思っていました。ずっと、Panasonicの大容量モデルとか、mabeのやっぱり大容量の冷凍冷蔵庫とかが、ステキだなと思ってきたのですが、いかんせんデカイ(特に奥行き。ドアを開けたら未来と繋がってるんじゃないかって思うくらい)。そして高い。

そんなおり、AQUAからデザインの良い比較的容量も多いけれどもなんとかキッチンに収まりそうなモデルが登場したとのニュース

 

プロダクトデザイナーの深澤直人さんによるデザインだそうで、スッキリと美しく、何より奥行きが浅いのが特徴です。


容量が大きい方が便利だけれど、たくさん入って奥行きが深いタイプだと「しまわれたことを忘れられた冷蔵庫の化石」が量産されてしまうことも。私が作り置きが好きではない/漬物以外の作り置きをしない原因は、本来ものぐさな私が作り出した過去の数々の化石への罪悪感です。
今は中身の見えるタイプの保存容器で使いきれる量だけを冷蔵保存するようにしていて、化石を量産することもなくなりましたが、目と手が行き届く範囲でストックできればもしかしてこんな私でも作り置きを活用することができるのかも!?ふるさと納税の返礼品をしまいきれないが故の、、一気に豪華な食材を使い切る「ふるさと納税祭り」(カロリー高め&プリン体多め)をしなくてもいいのかも!?

ただし、デザインが良い冷蔵庫はドアが大きく冷気の漏れが多いため、ドアが細かく分けられている冷蔵庫に比べてエネルギーのロスが大きく地球に優しくないのが難点です。
どこに重きを置いて選ぶべきか、はやる気持ちを抑えて検討します。


昨年、LIXILさんのキッチンのCMに関わらせていただいたことをキッカケに、「よいキッチン」について考える時間が増えました。ライフスタイルも価値観や好みは人それぞれだけれど、「キッチンで過ごす時間が快適で楽しければ、料理はもっと幸せ」という本質は変わらないと思っています。
料理それ自体も、テーブルの上の器やカトラリーも、そして、キッチンや収納、冷蔵庫などの家電も。
それぞれが「キッチンと料理の幸福度」をあげてくれる可能性があるものばかりです。

今週はふるさと納税に始まり、私的&散文度が高めでごめんなさい。
私のキッチンの旅はまだまだこれからですが、こんなステキなものが出た!というニュースや発見も時折お伝えできればと思っております。

逆にキッチンや器、テーブルまわり、料理などでみなさんが知りたいと思っていらっしゃることってどんなことでしょう?もしあれば、コメントいただけると嬉しいです。