先日、用事があった出先で時間があまったので、その近くをユラユラと歩いていると……。通り沿いの店舗のガラスの窓に一枚のフライヤーが貼られていました。

ん、この絵は!

先日、記事で紹介したイ・ランさんのイラストだとすぐ気づき、フライヤーの詳細を読んでみると……「イ・ランのことばと絵」展がそこから目と鼻の先のカフェで開催中と書いてあるではないか!

新代田駅前の環七通り沿いにある一軒家カフェ「RR カフェ」。※1階部分はコーヒースタンド。
2階の窓からは新代田の駅が見えます。改札から歩いて15秒?

早速、チャイをオーダーし、展示会場となっている2階へ。

  • 1階には、イ・ランさんの愛読書がディスプレイされた本棚展も。とても興味深い社会学の本が! ケース内には日記の展示も。「ハングルが読める方が来店したらかなりはずかしいので、ケースに入れてください」とご本人からオーダーがあったそう(笑)。
  • ちなみにジュンイチとは、イ・ランさんの愛猫のお名前。カフェにはイ・ランさんの優しく、ちょっと切ない歌声がメロウに流れておりました。展示は2階のカフェスペースに。ワンドリンクオーダー制。コンパクトなカフェなので展示作品数に限りはありますが、ゆっくり眺めることができます。
  • 時の流れが止まったかのような空間なので、かなり長い間、ボーッとしてしまいました(笑)。ちなみに、こちらの店長は、姉妹店であるライブハウス新代田FEVERのオーナーでもあることも発覚。しばし、イ・ランさんとの出会いからライブへのオファーの話までをうかがい、盛り上がりました(笑)。
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残念ながら、私が見たPart.1「ジュンイチかみさま」は終了しておりますので、ご興味ある方は、Part.2の「どもだち・ヂング」へ。ともだちをどもだち、といい間違えたことがキッカケで、チング(ハングルで友達の意)がヂング……(笑)! 題材は「友達」になるそうです。

Part2 2019.3.7( thu )~3.19( tue )「どもだち・ヂング」

クロージングのトークショーも開催とのこと。こちらは、3月19日(火曜日)「イ・ランとマヒトの10のことば」@ 新代田FEVER。生イ・ランさんを拝見したことがないので、できれば足を運びたいな、と夢想中。

店内に貼られていた、イ・ランさん作詞作曲による『神様ごっこ』の歌詞。「韓国で生まれ暮らすことにどんな意味があるとお考えですか?」で始まります。下の動画をご覧ください。
 

と、イ・ランさんについての告知のような記事になってしまいましたが、私がいちばん言いたかったのは、「歩く速度でしか見えないこと、見つけられないことがある」ということ。

息があがるほどのスピードで走り続けなければという焦燥感に、時に押しつぶされそうにもなる自分に。優しく心に響くイ・ランさんの歌声を聴きながら、自戒をこめて。

今日のお品書き
お気づきの方もいらっしゃると思いますが……ギータ青年がミモレに帰ってまいりました!!   な〜んて。コチラは昨年末に彼が富士山の麓の御殿場市の取材に行った時の記事なのでした。畳の上で大の字になっている写真を見て、「あの子は新天地で元気にやっているのかのう」と母親のような気持ちに(笑)。