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オーブンから出してアツアツを楽しめるストウブ料理は、おもてなしにも最適です。そこで『ストウブでつくるあったかいお菓子』(著者:柳瀬久美子)から、半熟カステラと同じ生地を使ったデザートレシピを紹介します。とろとろの半熟に焼けた生地とフルーツをからめて食べるデザートは、味はもちろん目でも楽しめること間違いなし!

マンゴーライムのフランレジェール


「レジェール」とは「軽い」という意味。通常フランはプリンのような生地を使いますが、これは泡立てた軽い生地を使っています。焼き上がりの生地は半熟状態です。この半熟のとろとろ部分にフルーツや焼けた生地をからめて食べてください。 実はこれ、一時期流行った半熟カステラと同じ生地。我ながらGood idea! と気に入っています。

 材料(16cmのラウンド1台分)

[マンゴーのマリネ]
・マンゴー……1個
・ライム果汁……1個分
・はちみつ……大さじ2

[アパレイユ(生地)]
・卵黄……3個分
・卵……1個
・グラニュー糖……50g
・薄力粉……20g
・ラム酒……大さじ1
・生クリーム……大さじ1

 下準備 

・鍋にバター(食塩不使用/分量外)を薄く塗る。
・オーブンは180度に予熱する。

 作り方 

1.[マンゴーのマリネ]マンゴーは種の部分と両サイドの3つに切り分け、皮をむいて食べやすい大きさのざく切りにしてボウルに入れる。種のまわりの果肉は、手で握りつぶして果汁とともに取り、ボウルに加える。ライム果汁とはちみつを回しかけて全体をよく混ぜ合わせ、表面にラップをぴったりかけて1時間くらいマリネする。

2.[アパレイユ(生地)]別のボウルに卵黄と卵、グラニュー糖を入れ、ハンドミキサーでふんわりするまでしっかり泡立てる。薄力粉をふるい入れ、泡立て器で粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせたら、ラム酒と生クリームを加え、さっくりと混ぜる。

3.準備した鍋に1のマンゴーを敷き、2を流し入れて、180度のオーブンで約20分焼く。

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柳瀬 久美子(ヤナセ クミコ)
フードコーディネイター。1963年、東京都生まれ。高校生のときに菓子店でアルバイトをしたのがきっかけでお菓子の世界へ。卒業後、都内洋菓子店やレストランで6年間働いたのち渡仏。4年間の在仏中にエコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得し、フランス人家庭でフランス家庭菓子や料理を覚える。帰国後1994年に独立し、広告、雑誌、企業メニューの開発など、多方面で開発する一方、自宅でお菓子教室を主宰。著書に『ストウブで冷たいお菓子』(講談社)など多数。

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『ストウブでつくるあったかいお菓子』

著者  柳瀬 久美子 講談社 1400円(税別)

料理好きに人気のストウブの鍋。ストウブといえば、蒸す・煮る・炒める、保温性に優れている! ガス・オーブン・IHすべてに対応可能といいことずくめ。そんなストウブをお菓子作りに使わない手はない!
じっくり煮込んで素材の良さを引き出すコンポートやコンフィチュール。煮込んだリンゴにパイ生地をのせてオーブンで焼いたアップルパイ、レモンのはちみつ漬けにマシュマロをのせて焼いたレモンマシュマロパイなど簡単でおいしいものを紹介します。保温性が高いので、スフレのふんわり感が続くのもうれしい!

『ストウブでつくるあったかいお菓子』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>

写真/青砥茂樹(講談社)
構成/生活文化編集チーム

 

出典元:https://kurashinohon.jp/949.html

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・第3回「【イースト不要】簡単ブレッドはヨーグルトがコツ」は3月5日公開予定です。