米倉涼子さんが見た、最新のおすすめエンタメ情報をお届けします。
先月アメリカに滞在して、グラミー賞を見てきました! 去年は久々にニューヨークで授章式が行われましたが(レポートはこちら)、今年の会場は例年通りロサンゼルス。マディソン・スクエア・ガーデンとはまた違うステープルズ・センターの雰囲気も楽しんできました。
まず最初に参加したのが、アメリカの音楽業界のために設立されたミュージケアーズのパーティ。
ものすごく高額なものが出品されるオークションも行われるチャリティで、ノラ・ジョーンズのパフォーマンスなどを楽しみながらとても貴重な経験をさせてもらいました。
音楽界や慈善活動に貢献したミュージシャンに贈られる今年のミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、ドリー・パートン。カントリー歌手にこの賞が送られるのは、初めてのことだそうです。
グラミー賞ではバックステージもちょっとだけ視界に入る席だったので、準備をしている様子を見ることもできました。去年一番心に残ったのは大好きなレディー・ガガの『ミリオン・リーズンズ』だったのですが、今年もやっぱりレディー・ガガ! ブラッドリー・クーパーは不参加でしたが、映画『アリー/ スター誕生』の主題歌『Shallow』で最優秀ポップ・パフォーマンス賞(グループ/デュオ)を授賞した彼女のステージは熱かった。あの曲をグリッタールックの衣装でロックっぽく歌うんだ! という驚きもありました。声を震わせて受賞のスピーチをする姿を見て、ガガも泣くんだなぁとグッときたりもして…。
このほかに印象的だったのは、ピアノの上でセクシーなパフォーマンスを見せてくれたジェニファー・ロペス、かわいい孫がプレゼンターとして登場したダイアナ・ロスのステージ、ドリー・パートンとマイリー・サイラスのデュエット。どのアーティストも歌声に個性と説得力があって、さすが“本物”は違うと感動しっぱなしでした。
オープニングのトークにはレディー・ガガ、ジェニファー・ロペス、ジェイダ・ピンケット=スミス、そしてミシェル・オバマも登場して、女性の活躍が目立った今年のグラミー賞。アメリカのエンターテイメントのパワーを肌で感じて刺激を受けたこの日、日本ではそう多くないドレスアップを楽しめる機会でもあるので、ヴァレンチノのドレスをセレクトしました。いつかアカデミー賞の会場にも行ってみたいと思っています!
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