「どれだけパリに行く気?」「一体今どこに住んでるの?」と会う知人会う知人に突っ込まれるほど、いや、私自身も突っ込みたいほど、どういうわけかパリへ行くことが頻繁になっているここ最近。

特に今年になってからはこの3ヶ月間で予定も含めて4回。

最初は時間のかかっていた億劫な荷造りも、自分のために作った荷物リストが充実してきたこともあり、今では旅立つ数時間前にさっとスーツケースに投げ込んでおしまい、なんてこなれた風にも近づいてきた。

とはいえ、それでもやっぱり毎度ファッションアイテムについては現地にいる自分をあれこれ想像しては最後まで迷ってしまう。

景色や気温だけでなく、空気感や陽の照り方が違うせいか、東京では今の気分にぴったりな服でもパリでは違和感があって袖を通したくない、なんていうことも多く、持ってきた服丸ごと気分と違ってしまってファストファッションの店に駆け込みたい衝動にかられるほどの失敗した数年前も懐かしい。

やっと最近になって現地と持ってきたもののブレがなくなってきたので、少しでも旅の荷造りの参考になればとラインナップを少しご紹介したいと思います。



・ ポリエステル系素材の袖付きドレスを滞在泊数分(花柄は1枚以上必ず)
・ デコルテ開きカットソーor(きちんとディナーの予定がある時は)ノースリーブドレスとその羽織り
・ 白レースブラウスと黒パンツ
・ メインコーデ
・ 足りないと不安な時は白×白コーデを1体

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シルクのオールインワン(パンツなんです♪)にざっくりカーデを急なディナー用に持って行ったけれど残念ながら今回は出番なし。でも下着のように小さくなるので次回も持っていく予定です。



・ レザーの白スニーカー
・ 歩きやすくほどよくヒールのあるブーツ(夏はショート、冬はニーハイ)
・ (きちんとディナーの予定がある時だけ)パンプス

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靴はパンプスより歩きやすく、でもエレガントにまとまるブーツが必須アイテム。真冬はニーハイが驚くほど防寒に役立ちます。石畳なのでピンヒールはなるべく避け、きちんとかしこまったディナーにいく予定がある時にだけ持って行きます。


小物
・ ファスナー付きで最低限のものが入るレザーバッグ
・ 薄いクラッチバッグ
・ 帽子(傘は使わないので雨よけに)
・ ベルト(現地で出会ったヴィンテージ服をすぐ着たい時にも活用)
・ エルメスのスカーフ数枚(コーデにもバッグにも、何かを包みたい時にも)

一見かなり多い印象かもしれないけれど、持ってきた服に失敗したと感じると楽しく過ごせないから、服は数をあまり躊躇しすぎず、結局は現地で着ない服も含めて持って行こう!というのが私の結論。

だからこそ軽い、嵩張らない、シワにならない、と三拍子揃ったポリエステル系のワンピースは必須。

デニムにカットソーといったカジュアルだけで良かった20代の頃とは行く場所も過ごし方も違うから、昼夜問わず突然素敵なお店に入ることになっても気おくれしないということも嬉しいポイント。

その他のレギュラー陣は、気楽な場でもやはり夜はデコルテが綺麗に見えるものを着たいからディナー用の服に、パリに行くとなぜか着たくなる白のレースブラウスに黒デニムパンツのコーデと小花柄のワンピースといったところ。

なんとなく足りない気がしたら、季節問わず、どんな場でも素敵に華やぐオールホワイトコーデをもっていくのも安心。

そして、私にとってなくてはならないのがメインコーデ。

パリでなくとも海外に行く時、今回どうしてもあの場所でこれを着たい!と創造が膨らんでウキウキする服を、スーツケースを閉じる直前に、大切に一番上に乗せる。ここは重さも嵩張りも気にしない。

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今回のメインコーデはこちら。オテル・ドゥ・クリヨンのバーでお友達と過ごすために持って行きました。ここ3、4年、少なくとも1年に4回は行っているパリ。実はプライベートも含めほぼすべて3泊5日。弾丸すぎると驚かれるけれど、工夫すればかなり充実した4日間を送れるんです。その方法はまたどこかでお伝えできたらいいな。

これで大丈夫!

と毎回満たされた気持ちで空港へ向かうのです。

そんなわけであと数日後、また私はこのスタイルで飛び発ちます。

さて、貴女は旅をするとき、どんな服をいつも選びますか?旅の必須ファッションアイテムはありますか?