スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
イマドキの大学の入学式は、大学のホールとかではやらないんですね。日南子の大学の入学式は、有楽町の国際フォーラムで!ああ、びっくり。私が立教大学に入学したときは、学校の講堂みたいなところでしたが。
学部が増えたりして生徒数が多くなり、保護者も一緒だと入りきらないのかもしれませんね。
入学式の後は、そのまま撮影に直行!だったので、スーツや着物ではなく、こんな着こなしで。マディソンブルーのツイードのジャケットコートに、光沢のある素材のイエローのパンツ。学校の講堂やチャペルではないので、ややカジュアルに。
日南子は、オーストラリアで買ったワンピースに、私のお下がりのトレンチコート。赤のバレエシューズ。ネイビーのスーツを着ている新入生も多かったけれど、もう少しコーディネート感がある生徒もいて、彼女らしくて良かったなあ、と思いました。リクルートスーツは、まだ先で良いですよね。
写真を探してもなかったけれど、私の大学入学式の服は、アメリカのラルフローレンで買った、真っ白なベルテッドジャケット。ネイビーのラインが袖口に入っていて、今とっておいたら、また着たいくらい。違うブランドの白のパンツとスーツみたいに着ました。
ああ、懐かしい。
学長先生のご挨拶はもちろん、校歌斉唱など、新入生はもちろん、保護者もみんな自然に集中していた良い式でした。
この前までまだ小学生だと思ったのに、もう大学生。自立の春ですね。
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