GWの超大型連休の予定をまだ決めていない方、香港に出かけてみてはいかがですか?
今も昔も香港と言えば、美味しいもの天国。観光客はもちろん地元の皆さんも熱愛するのがランチタイムにいただく熱々の点心。ぷりっぷりの海老や、ジューシーな肉と野菜などの具がたっぷり包まれた、繊細で薄~い皮やふわっふわの包(バオ)でできた点心を、頬張る瞬間の幸せと言ったら!
さすが本場だけあって、エレガントな最高級店の芸術作品のようなものから、地元のおじいちゃん、おばあちゃんが集まるカジュアルな店のホンワカしたものまで、香港の点心は百花繚乱。
日本から4時間前後で着くグルメパラダイス香港で、胃も心も大満足なGWを過ごしましょう。
香港グルメの華、点心はハイ&ロー2件を楽しむ
①ロブスターや蟹など、贅沢食材たっぷり!
繊細で美しい宝石のような、
贅を尽くした芸術点心
「龍景軒」
ミシュラン三つ星を世界で初めて獲得した中国料理店であり、その後13年連続受賞をしている龍景軒は、ビクトリアハーバーの眺望が見事なフォーシーズンズホテル香港の中にあります。週末の予約は3ヵ月待ちという人気もうなずける傑作点心を紹介しましょう。
薄くて柔らかいけれども破れない点心の皮は、まさにシェフの技術と経験の賜物で、その日の気温や湿度によって、粉や水の調合を変える必要があるほど繊細なもの。どんなアップにも耐える麗しい姿の蒸し餃子は、ロブスターと蟹、そして卵白という珍しくも贅沢な組み合わせ。
龍太子海鮮餃(ロンタイジホイシンガウ)1個HK$76。ロブスターと帆立貝が入った龍太子蒸餃(ロンタイジジンガウ)1個HK$78。
おなじみの春巻きはニンニクを使って味わいにひねりを。蒜茸櫻花蝦脆春卷(シュンジュンジンファーハーチョイギュン)HK$93。
上質な食材が持つ味を引き出すことを大切にする広東料理ならではの、丁寧な味わいは日本人の口にぴったり合います。上品なミニ籠も陳恩徳(チャンジャンダック)シェフによるデザインです。
陳シェフがいちばん大切にしているのが、広東料理の基本である、出来たてのアツアツを出すこと。「盛り付けに凝り過ぎて冷めては台無し」とプレゼンテーションはシンプルにすることが信条。 点心は月に6~8回新しいものが加わり、会社員が多い平日と観光客が多い週末ではメニューを変えているので、いつ来ても違う点心が食べられるのが自慢。
最高級ホテルらしく、ソムリエにワインペアリングもしてもらえますから、点心とワインの優雅なランチタイムも格別です。ここの予約が取れたから香港へ──そんな旅のデスティネーションになる龍景軒で、とっておきの飲茶タイムをお楽しみください。
住所 中環金融街8號香港四季酒店4樓
電話 852-3196-8880
営業時間 12:00~14:30(土・日・祝11:30~15:00)、18:00~22:30 無休
予算目安 ランチHK$800、ディナーHK$1200
WEB www.fourseasons.com/hongkong/dining/restaurants/lung_king_heen/
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